キセキといっしょ
1月〜の拍手お礼文)
【黒子君とお正月。】
「お、黒子。あけおめー」
「高尾君。あけましておめでとうございます。今年も……いや、これからも末永くよろしくお願いします」
「ぶはっ!何か大袈裟じゃね?」
「そうですか?」
(真意に気づかず)
【黄瀬くんと初詣。】
「ちょ、黄瀬くーんっ、目立つからはぐれてもすぐ分かるけどはぐれないでーっ」
「うわぁぁぁん!人混みに流されるッスぅぅぅ!!!」
「今こそパーフェクトコピーでミスディレ!!!」
「ハッ、その手があった!」
「……と思ったけど、手でも繋いどいた方が早くね?」
ぎゅっ
「!!……高尾っちまじハイスペック……!//////」
(安定の仲良し)
【青峰と七草粥。】
「オマエってほんと何でもそつなくこなすよなあ」
「いやいや、今どき料理できる男とか珍しくないっしょー」
「いや七草粥を完璧に作れる男はそういねえだろ」
「それ偶然ね。青峰がいきなり何か食わせろって突撃隣の朝御飯してくるから!」
「つかところで七草ってなんなわけ?草??」
「え?」
「あ?」
「………。とりあえず食べる?あ、おすましもあるけど」
「食う食う」
(ちなみに七草粥は1月7日の朝に一年の健康を祈って食べるもの、らしいよ……って聞いちゃいねえ)
(まぁ美味そうに食ってくれりゃそれでいっか)
【赤司様と和装。】
「おぉー、赤司って和服似合うのな!」
「フッ当然だ。和成もなかなかと着こなしているじゃないか」
「えっ、まじで?」
「ああ。……七五三みたいだな」
「子供?!!!」
(可愛い可愛い)
【紫原と屋台。】
「高ちん、たこ焼き食わねーの?オレのあげよっか?」
「おー、さんきゅ。でももうそれなりに食ったし!」
「えー?まだイカ焼きと焼きそば(各種)と焼き鳥(各種)と林檎飴と杏飴(その他飴類コンプ)とかき氷(各種)とベビーカステラしか食べてないでしょ?しかもオレと半分コにしたぶん」
「正直に言うわ。もうお腹いっぱいです許して」
「高ちん小食〜、いっぱい食べないと大きくならねーよ?」
「……」
(そして屋台巡り二往復目スタート)
【緑間とコタツでみかん。】
「えっ、真ちゃん家ってコタツないの?!」
「オレの家は床暖房なのだよ」
「信じらんない、コタツは日本人の冬に欠かせない必須アイテムでしょー」
「まあ確かに……こうやって狭い空間に寄り添うのも、悪くないな」
「ハイ、真ちゃんの分のみかん剥いたよ!」
「高尾……」
(オマエの今年の抱負は「人の話をちゃんと聴く」にすべきなのだよ……!)
(え?なんで?!)
[ 1/284 ]
[mokuji]