黄瀬くんとボーイズトーク7



(高尾くんと黄瀬くんシリーズ)





「高尾っちって束縛されてもしなさそうッスね」

「えー?そう見える??」

「案外……緑間っちが独占欲の権化っぽい」

「ブフォ!」





シェイクで噎せてる高尾っちは、いつもマイペースだけどすごい気遣いサンなのをオレは知ってる。
相手が嫌がるスペースにはぜったいに踏み込まないだろうし。口にしなくてもその見極めができる人だと思う。





「どうなんだろなー?なるべくしないようにとは思うし努力もするけど……まあ恋は盲目、とか言うから!」

「高尾っち……なんか大人……!」

「ふはっ、そーかあ?……でも人によっては束縛された方が嬉しかったりするし、個人差おっきいんじゃねえかな。オレ、たぶん黄瀬くんなら束縛アリだもん」

「えっ、まじッスか」





驚いてコーヒー飲む手が止まる。
それは、オレのキャラ的に束縛がアリってこと?





「うん。こんなイケメンに束縛とか幸せじゃん。それに黄瀬くんの束縛って愛が溢れてのっぽいから」

「高尾っち……!!!」

「え、なになに?なんで俯せんの?」








(この人どこまでもハイスペックだな!)



(13/1/8)





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