海常の刺客現る
『海常校舎付近編』
「高尾!」
「ひゃぅっ!……ちょ、もっ森山さん!急に脇腹触んないで!変な声でたじゃないすか!」
「「……」」
「え、なに?え、黄瀬くんまで固まって……なに?」
「高尾っち……ちょっといいっスか?」
「へ?……みぎゃぁぁ!!ちょ、や、やめ、そこっ、ちょ、ほんと、むりだって!ふはっ、ひぁっ」
「黄瀬、変われ。高尾の横腹まさぐるのはオレが引き受ける」
「いや。ここはオレに任せてほしいっス。高尾っち、このままちょっと部室行こう」
「ふ、はぁっ…ご、ごめん今なんて?」
『高尾っちは森山先輩と部室に行ってほしいっス』
「ちょっ、森山先輩勝手なこと言わないでください!てか裏声キモッ!!」
「ブフォwwwも、なんなの二人とも、オレの腹筋鍛えにきてんのこれ?」
「「……」」
「えwwwwなんでガン見wwwwwww」
「高尾……オマエ、とりあえず部室行こうか」
「??部室になんかあるんすか、森山さん?」
「ハイハイハイストップ!!高尾っち。お願いなんでもうちょっと危機感とか、そゆの持つのはどうっスかね?」
「黄瀬くん……、海常の部室て、そんな危険地帯なの……?」
「「……」」
「黄瀬、オレが悪かった、笠松のとこ行こうか……」
「……そっスね……」
「???」
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