旅行先にて
「あーっ!!高尾っち!!!と、緑間っち」
「おお…黄瀬くん!」
「人をオマケのように言うな!というか黄瀬、オマエがなぜここにいるのだよ!」
「なぜ、って、修学旅行っスよ!二人もそうなんじゃないんスか?」
「そうだよー。今、自由行動中なんだけど、まさか黄瀬くんに会うとはね〜」
「オレも自由行動だったんスけど、女子からのモーションすごくて逃げてきたとこっス。…にしても旅先で偶然会うとかなんか運命的っスね」
「黙れ。そして今すぐ去れ」
「ちょ、緑間っちヒドッ!!てかオレに対して極端に冷たくないっスか?!」
「まぁまぁ、せっかくお互い自由な時間なんだし、何か美味しいもんでも食べにいかね?」
「あ、賛成!」
「……なぜ黄瀬まで……」
「さー、高尾チャンのグルメツアー(修学旅行編)へ出発〜!」
「おー!」
「はぁ……」
(折角ふたりきりだったのにとか思ってる緑間の心中など知るよしもなく)
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