紺野 尋
◇日常ロル

左:貴C様×右:当C
( 逃走中の王子×通りがかりの王子 )

NL設定:低身長、女顔、童顔系の何処かのお金持ちの御曹司とたまたま通り掛かった正真正銘♀(自称王子)が出逢ったら…

参考ロルにつき多少の確定ロル有。
男女を分ける意味合いとして、この場では「貴方」もしくは「貴女」表記としております。


……ねぇ、君。もしかして、あれから逃走中?
(日も沈みかけた夕暮れ時。何時も通り何ら違和感を感じさせない男装姿で一人休日のショッピングを満喫した帰り道、時折道行く女性に声を掛けられながら其れをやんわり交わして見慣れた町並みを進み、とある公園の前を差し掛かった所で何かに気付き足を止め。公園の中心部にある噴水、其の傍らでやたらと辺りを見渡しては落ち着かない様子の貴方とは反対、向かいに位置する辺りに彷徨く強面の黒いスーツ姿の男性面々。其の状況から何となく察すると楽しそうだなとの純粋な好奇心から気配を消して静かに中腰で忍び寄った先、貴方の肩をぽんといきなり叩くやビクつく姿に込み上げそうになる笑みを堪え切れず、口元に狐を描いたまま噴水の向かい側に居るであろう黒スーツの面々を指で指し示し問い掛けて)
僕が助けてあげようか?……よっと。かっるいなぁ、ちゃんと食べてる?――振り落とされない様にしっかり捕まってて。
(貴方からすれば自身も十分怪しい筈ではあるが、答えを聞く隙を与えない様に徐ろに貴方の膝裏に腕を回し、肩に置いていた手を滑らせ引き寄せる形で仮にも男性であろう貴方を意図も容易く所謂姫抱きにすると、可笑しそうに漏らすからかい半分の口調とは裏腹に向ける眼差しは優しく、にっこり微笑んだのを合図に此方へ気付いた追手を振り払うべく確りと貴方を抱いて風を切るよう反対方向へ向かって走り出し)


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