4章〜5章
2015/06/26 18:31

4章。

無限渓谷で気絶させられた主人公。
目覚めればそこにはリンカが居ました。暗夜に捕虜として捕まっていた、あの戦士の女の子です。主人公は白夜王国領内にある炎の部族の村に連れてこられた模様。

「白夜王国へ引き渡す」とリンカは話し、同じく捕虜として捕まっていた忍びのスズカゼも現れ、主人公が本当は白夜の王女である事実を告げます。



スズカゼさんも格好いいよね……!(*´∀`)
これは人気でる顔してますわ。覚醒の時みたいに人気投票をやれば、確実に上位に食い込むであろう御方だと思います。


スズカゼとリンカに連れられてやって来た白夜王国の城で、主人公は実の兄であるリョウマと、母であるミコトに出会います。

娘の帰還を喜ぶミコトさんですが、主人公は自分が白夜の王女であったことも、母や兄のことも全く覚えておりません。

暗夜に拉致されたのって、何歳くらいの出来事だったんでしょうね?
ミコトやリョウマ曰く、過去……まだ白夜と暗夜が友好関係にあったころ、暗夜王国に出向いた白夜王に主人公は連れられていたそうです。そこで白夜王スメラギは騙し討ちにあい死亡。幼い主人公が暗夜王に連れていかれた、と。

そんな話をしていると、北の村に敵襲のお知らせが。
北の村には白夜王女である姉・ヒノカと妹・サクラが居るとの事なので、救出に行きます。

過去の記憶が無く、戸惑う主人公に、リョウマは「一緒に来て真実を見極めろ」と告げました。


北の村を襲ったモンスターは『ノスフェラトゥ』と呼ばれる怪物で、暗夜の呪術師が作り出したものだそうです。
ミコトが結果を張って国を守っている白夜に、暗夜が兵士の代わりに送り込んでくるとか。

リョウマ、スズカゼ、リンカと共にノスフェラトゥを倒し、ヒノカとサクラを救出。
妹と再会できたヒノカお姉ちゃんは泣いて喜びますが、主人公は記憶が無いので戸惑うばかりです。


白夜王国に戻り、幼い頃に住んでいた自分の部屋に案内される主人公。ミコトは何か思い出して欲しくてここへ連れてきましたが、何も思い出すことはできません。


独り湖畔を歩く主人公は、聞こえてきた歌声の元へ。
そこに居たのは歌姫のアクア。彼女は暗夜王国の王女で、主人公を取り戻すために白夜の忍びが連れ去った、対の人質でした。

暗夜王国に拐われた主人公は幽閉されていましたが、アクアはここで何不自由無い穏やかな暮らしをしていたそうです。

自分は暗夜王国の王女だけれど、暗夜王の卑劣さを知っているし、平和な白夜側に付くつもりだと話すアクア。
あなたはどうするの?という問いかけに、主人公は答える事ができませんでした。

そりゃそうだ(´・ω・`)


5章。

王座に座ってみないかと、ミコトが主人公に誘います。神祖竜の加護を受けた王座に座れば『真の姿、真の心を取り戻す』といわれているそうです。
お母さんは、主人公が暗夜王に記憶を消されたのではないかと思い、どうしても思い出してもらいたい様子です。


炎の広場で王女の帰還を御披露目する事となり、ヒノカお姉ちゃん、サクラちゃん、弟のタクミ君、アクアと共に、城下町を見て回ります。
姉妹やアクアと仲良くなる主人公でしたが、弟のタクミ君の信用はゼロ。
発言が刺々しいです……お姉ちゃん悲しい(´;ω;`)


広場に到着し、全員が集まります。
この時、和やかなムードが一転。人混みの中から現れた怪しい人影に主人公の魔剣が奪われ、広場を破壊しました。
そして主人公を庇ったミコトが命を落としてしまいます。

母を失った怒りで、主人公の中にある力が目覚めました。渓谷でガンズ相手にキレた時よりも、完全に暴走しています。

翼が生え、四つ足の竜に変身したのです。(シカの角も健在)

元々、白夜・暗夜ともに王家は竜の血を引いているらしく、それ故に王族キャラだけ竜脈が扱えるのですが、竜そのものになるなんて……と、リョウマ達はビックリ。

竜に変身した主人公と兄弟達で協力し、襲撃してきた暗夜の者を倒します。


戦闘が終わった後も、元に戻らず暴走する主人公。アクアはそれを、歌の力で鎮めようとします。暴れる主人公に傷付けられながらも、我が身をかえりみずにアクアは歌い続けました。そしてそのかいあって、主人公は元の姿に戻れたのでした。それと同時に、父が殺され、自分が暗夜王に拐われた過去を思い出します。


町はすっかり破壊され、ミコトと町の人々が犠牲になりました。
全ては魔剣を主人公に持たせた暗夜王の思惑。あえて主人公を白夜側へ渡し、こうなる事を目論んだのです。

元々主人公を信用していなかったタクミ君は激怒しますが、白夜軍師のユキムラに「ミコトはこうなることを予感していた」と宥められます。

広場の像に突き刺さった神刀『夜刀神』に、世界の救世主として選ばれる主人公。

そこへスズカゼさんがやってきて、暗夜軍の襲来を告げました。ミコトが死んだことで、白夜王国を守っていた結界も無くなってしまいましたから、暗夜王国はノスフェラトゥではなく軍隊を送り込めるようになったのですね。

次は6章、いよいよ分岐点です。冒頭のシーンに繋がります。


出発前、アクアが主人公に「竜になりすぎると完全に獣になってしまう」と忠告しました。
それを防ぐ為、獣の衝動を竜石に封印し、人の心を保つようにしよう、と。

これからは竜石を使えば、竜になって戦えるのですが……。なんだかこの力、あまり使わない方が良いのでは?と色々勘ぐってしまいます(´・ω・`)


それにしてもアクアちゃん。
色々詳しいし、主人公に対して非常に良くしてくれてますが……暗夜兄弟のことはどう思っているのでしょうか。

主人公に対しては、『近いものを感じる』
といって微笑んでおりましたが。
本当に暗夜の王女なのかな、と思ってしまいます。


それにしても、タクミ君が想像以上にツンツンしててせつないわ(´・ω・`)
弟勝負は暗夜のレオンくんに軍配が上がりそうです。

続く。



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