17章〜18章
2015/07/07 01:19

17章。

フローラの案内で、一行は氷の部族の村に向かいます。その道中、マクベスが言った言葉が気にかかり、主人公は浮かない表情をしていました。
それに気付いたリョウマ兄ちゃんは、「人を疑うなどお前らしくない。最後まで皆を信じろ」と元気づけますが、

ゾーラの一件があったんだし、疑う心も大事だと思うよお兄ちゃん!!


氷の部族の村に到着し、フローラは部族の者を呼びに行きました。しかし、彼女は連れてきた部族の者と一緒に吹雪をおこして、主人公達を凍りつかせようとしたのです。
どうしてこんな事をするのかと問うフェリシアに、暗夜を裏切った主人公を始末するのだとフローラは言いました。氷の部族達が一行に襲いかかります。



主を裏切った元同僚に、ぶちギレのジョーカーさん。
頭冷やして戻って来い!と呼び掛けるも、フローラの意志は固く……



どうやら、フローラはジョーカーさんに片想いをしていた様子です。貴方とだけは戦いたくなかったと、俯きます。


戦闘後にフローラは、本当は戦いたくなかったけれど、ガロン王に逆らえば一族は滅ぼされてしまうのだと話しました。
主人公が白夜についた日、主人のしたことの責任を取るため、主人公を始末しろと言われていたのだそうです。

一族の命と主の命、どちらも選べなかったフローラでしたが、ならばここで死ねといわれ、自分の命欲しさに裏切る道をえらんだのです。

主を裏切ってしまったフローラは、その贖罪の為に自身に火をつけました。その炎はフェリシアがいくら凍気をおこしても消えず、フローラの体を包んでいきます。

氷の部族であるフローラの体は炎の中に消えていき、彼女に残酷な選択をさせたガロン王を決して許さないと、主人公は誓ったのでした。

フローラちゃん……仲間になると思ってたのに(´;ω;`)

そして次の章のタイトルが『暗夜王子レオン』なのですが……。レオンくんとは戦いたくないってば(;つД`)



18章。

悲しい別れがありつつも、歩みを進める主人公達は暗夜王国でも最も暗い場所・天蓋の森に辿り着きました。ここを抜ければ、暗夜王国の北側までいけるそうです。

光の射さない森のなかを進むうちに、一行は暗闇の中に浮かぶ幻影に囲まれてしまいます。墓場からは大量のノスフェラトゥが現れました。
しかしこのノスフェラトゥ、動きがおかしいのです。まるで意思を持って動いているかのような動作に、主人公達は近くに操っている者がいるはずだと、暗い森の中に目を凝らします。

そこへ現れる暗夜の弟レオンくん。
レオンくんは、マークス兄さんとカミラ姉さんが特別に気にかけていた主人公のことを、ずっと気に食わなかったと言います。暗夜王国にいたときからずっとだと、憎しみをぶつけて来るのです。



戦闘が始まり、レオンくんの臣下のひとり・ゼロが攻撃してきたのですが……



へ、変態だーーーーー!!!!



うちの婿を性的な目で見るな((((;゜Д゜)))



駄目だコイツ早く倒さないと……!
そら主人公も真顔で「え……」ってなりますわ。

この人を臣下にして、レオンくんの貞操はちゃんと守られているのでしょうか。お姉ちゃん心配になってきたわ(´・ω・`)

ゼロさんいいキャラしてるな……。暗夜ルートで会える日を楽しみにしてます。


どちらかが死ぬまで闘いは終わらないというレオンくんと、どちらも死ぬことなく終わらせたい主人公。
何とか命の奪い合いをしなくて済むよう、説得が続きます。家族として育ったレオンくんのことが、今でも大好き……!と言う主人公に対し



本当は僕だって、姉さんのことを…
と、レオンくんは戦うことを放棄しました。
この子、ほんとに良い子や……(´;ω;`)

レオンくんに力を貸して欲しいと頼む主人公でしたが、レオンくんは僕にまで暗夜を裏切れと言うのか?父や兄を殺すのか?と、素直に受け入れることが出来ませんでした。

どうすればいいかを問う彼に、アクアは水晶を手渡します。水晶の正体は言えないけれど、その答えを導いてくれるはずだと言って。

水晶を受け取ったレオンくんは、アクアが元暗夜の王女で、自分の姉に当たる人だと聞いていると話しかけます。
しかし、アクアは自分はレオンの姉ではないと答えたのです。

!?Σ(゜Д゜)というリアクションをしたのは主人公だけで、レオンくんもそんな気がしたというし、リョウマ兄ちゃんに至っては意味深に沈黙。

兄ちゃん、何か知ってるなら話してよ……。
アクアちゃんも、リョウマ兄ちゃんも、なんかいろいろ怪しいんですけど、大丈夫なんでしょうか。


レオンくんは、今のままじゃマークス兄さんには全員でかかったって勝てないよと主人公に忠告しました。マークスに勝ちたければ、ノートルディア公国にいる虹の賢者に会い行くべきだと教えてくれたのです。マークスは虹の賢者に会い、『何か』を得て暗夜最強の騎士になったというのです。

しかし、ノートルディア公国はここからかなり遠く、来た道を半分以上戻らないといけません。それでも勝機が見つかるならと戻る決意をした主人公に、レオンくんはワープの書をくれました。それを使えば、一瞬でノートルディア公国へ行けるし、帰りはまたここに戻って来られるそうです。
レオンくん、どうすればいいか迷ってた割りにめっちゃ協力的。

そしてレオンくんはアクアに貰った水晶を手に、ここから去って行ったのでした。


レオンくんを殺す展開にならなくて本当に良かった。タクミ君といい、レオンくんといい、弟達は可愛すぎるんよ〜(о´∀`о)




prev | next

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -