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コメントをいただいたり、偶に小説を少し読み返したりしては続きを書きたいと考えていたのですが、書くなら公式ファンブックを読み返して、小説もすべて読み返してどこにどうフラグを立てていたかなどをしっかり分かったうえで書きたいと思っていました。なのでなかなか書きだすには至らずでした。
最近ですが『クールに決めたい』を読み返しました。あの話はラストまでのストーリーラインがだいぶ決まっていて、なおかつ高校生設定でオリジナル要素が多いので、時間と熱意さえあればすぐに書き切れるのではないか?と考えて少しずつ書き出しています。しかし、まだ最後まで書ききれますとは言えないのです。
大学に入って文章を書くことや小説を書く方法を学び、技術がついた半面で面白いものとは何?私の作品なんて全然面白くないじゃん、と考えるようになり、小説が書けなくなった時期がありました。今はだいぶそのスランプから抜け出しました。ここに置いている小説は小説の技法という点から見れば、かなり稚拙でルール違反しているものもあります。ですが、好きなものを好きなように書いていてるところがエネルギーと明るさで溢れていて、読むと少し元気が出ます。今書くものより、技術はなくても前書いていたものの方が面白いんじゃないかって思っちゃいます。
誰かを楽しませたい、感動させたい。そう考えて今の大学に入ったはずなのに、入ってからは自分が楽しむことを忘れていました。そのことを過去の私の作品が教えてくれました。私が以前あんなにも書けていたのはみなさんのおかげです。皆さんのおかげで私は大学に入ってから大切なことに気付きました。字面だけだときれいごとをつらつら書いているみたいですが本当に良かったなって思ってます。ここまで読んでくださった方ありがとうございました。もし、小説が更新できたのなら、そのときはまたどうぞよろしくお願いいたします。

2018/03/24 20:52


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