※主人公犬飼君に片思いです。



朝目が覚めて準備をして鏡の前に立ってから鼻歌交じりに前髪を整えて笑顔の練習。

『犬飼君、気づいてくれるかな?』

私はドアを思い切り押して太陽の光を浴びる。
今日も快晴、いいこと起きそう。
昨日の夜寮に帰ってから前髪を少し切った。
なんで急に切ったかというと…

昨日久しぶりに犬飼君と寮に帰っているとき何故か髪の話題になって

「お前、前髪切らないのか?」

『え?』

「いや、なんか目に入って邪魔そうだったからな。視力落ちるぞー?」

なんて、いつも通りの意地悪な笑み。
そうかなぁと私は前髪を意地ってみた。


「前髪切った方が少しは可愛くなるんじゃないか?」

『余計なお世話だよ、犬飼君。』


むっと怒る私とは裏腹に犬飼君はニヤリと笑う。


まぁ、そんな犬飼君に言われるが侭切ってみたんだけど…切りすぎた、かな?
そう思いながら一々前髪を気にして歩く。
最近、私はおかしいかもしれない。
犬飼君の前では可愛くありたい、そう思ってしまう。
これって、もしかして…?
そんな事を考えていると見覚えのある後ろ姿が見えた。


『あ、犬飼君!!』

たたっと駆け寄って犬飼君の隣に並ぶ。

『おはよう。』

ニッコリ微笑んで犬飼君を見つめてみる。


「お前、前髪切ったのか?」


ふいに言われて嬉しくて『うん!』と答えた。


「へぇ、いいんじゃないか?子供っぽくて」

ニヤリと意地悪な笑みを浮かべる犬飼君。

『あっ、酷い。私子供じゃないもん。』

むっと頬を膨らませる。
もう、誰の為に前髪切ったと思ってるの?


「そんな怒んなって…安心しろ、夜久は十分に可愛いよ。見惚れるくらいにはな」


そう言ってから、ははっと犬飼君は笑い私に背を向ける。
その時の犬飼君の頬は少しだけ赤く染まっているような気がした。
















あなたの為のオシャレ






『い、犬飼君…私、実は犬飼君のこと--』



恋が一つ実った瞬間だった。






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はい、オワタ意味不文章ですいません…
私も意味がわかりません。
とりあえず、片思いに帰りたかったからです。

両思いもいいけど〜片思いもいいんだよね〜

と、まぁギャルっぽく言ってみたり
すいません、なんか……私今日髪切ったんで可愛いって言って欲しかったというか…
すいません…なんか…
ラストの犬飼君のセリフに見覚えがある人は温かい目でスルーしていただければ有り難いですゞ

超駄文を失礼いたしました!!!



2011.05.13