※After持ってないので勝手な妄想です。 ※別人です。 「ここまで…くれば、平気だろ…はぁ」 『…うん』 私たちは今日街に来ていた。 明日、部活のみんなと一緒にカレーを作るというオリエンテーションがあり 新しく一年生が入ったので、そこで仲良くなろうという目的の私からの提案だった。 それで今日は買い出しを隆文くんと一緒に来ていた。 けれど、さっき変な男の人に話し掛けられそれに隆文くんが追っ払って逃げてきたという訳。 『ご、ごめんね。私がぼーっと突っ立ってたから…』 「あー、お前は悪くねぇよ、しつこいあいつらが悪ぃんだ。それよりよー、アイス食わねぇ?」 『うん、それは賛成だね…はぁ』 私たちはとりあえず中に入った。 材料の買い出しは終わっていたので、後は帰るだけだった。 今日は私たちだけ部活が休みという訳じゃないけれど一時間に一、二本のバスだからこのままだと部活には間に合わない。 アイスをそれぞれ一つずつ買い、バス停に向かう。 『隆文くん、何味にしたの?』 「抹茶。月子は?」 『私、オレンジー』 ふと、前の夏に四人で一緒にこうして帰ったなぁと思った。 懐かしい、あの頃はまだ隆文くんの事なんて考えてなかったなぁ… まぁちょっとぐらいは気にしてたけれど。 ちらっと横目で隆文くんを見る。 「ん、なんだ欲しいのか?」 『うん。』 「ったく…んな顔、他の野郎にすんじゃねぇぞ」 『…?なんか言った?』 なんでもねーよ、と小さく言って隆文くんは私にアイスを突き出す。 一口だけ抹茶をかじった。 冷たくてほのかな甘い味がした。 『やっぱり、抹茶は美味しいね!!』 優しく微笑んでオレンジを食べる。 アイスはやっぱり美味しいな。 「月子。」 『なーに?』 横を向くと同時に口を塞がれる。 『!!』 アイスとはまた違う、甘い味。 抹茶のように苦く、甘い、そんな味。 それは隆文くんが抹茶アイスを食べてたからなのかな すると隆文くんは唇を放し 「アイスよりもこっちだろ。」と笑った。 どんなに冷たい物を食べても、きっと私の顔は熱いまま… 『も、もう知らない!!』 私はすたすたと急いで逃げた。 でもやっぱり隆文くんには負ける。 だってほら、私の体は隆文くんに捕まって抱きしめられてるんだもの… 『やっぱり、隆文くんには負けるよ。』 「バーカ、俺に勝とうなんて100年早い。」 どんなに止めようとしても、私はあなたを愛しつづける。 夏にはかかせない、甘い味 気がつけば、夢中でした。 ------------ はい、リクエスト通りになったでしょうかっ!!!!! なんか、あれですね 妄想が化合して変な風になりました。 すいません… 遅れましたが、 リクエストありがとうございました!! 本当に感謝感謝でございます!!! また、なにかありましたら何でも言ってください!! いつでもこんな駄文でよければ捧げさせて頂きますm(__;)m 2011.04.01 |