『あ、白石君おはよう』 「名字さんか、おはようさん」 『教室移動するの早いねー。流石です』 「次の時間は化学やからなぁ。それに実験もあるし…」 『あはは、本当に化学が好きなんだね』 「おん。あ、そういえば名字さん、聞きたいことがあるんやけど」 『私でよければ。何かな?』 「もし自分に彼氏が出来て家で遊ぶことになったら自分ん家に誘う?それとも彼氏ん家に行きたい?」 『(白石君彼女さんが出来たのかなぁ)うーん…私は相手のお部屋かなー。私のお部屋に来ても暇にさせちゃうと思うし…白石君は?』 「せやなぁ、俺も相手の部屋やな。男は好きな子の部屋が気になるもんやからなー。そんで部屋着でいて欲しい」 『部屋着?私服じゃないんだね』 「あ、私服のでもいいんやけどな?俺部屋着のキャミ姿が好みでなぁ。それでいて欲しいんや」 『なるほど、こだわりがあるんだねー』 「それでな、」 『うん?』 「今度の名字さんの誕生日にキャミをプレゼント、したいんやけど」 『…えっと、どういう…?』 「…あー、つまり 名前さんのことが好きっちゅう話」 120324 質問やキャミの下りは近くの席の男子のお話を、聞き耳をたてて参考にさせて頂きました。 |