更新しました。 これ大丈夫? 変な矛盾できてない??? 自分だと読みすぎてもうよくわからないんですよね……。 意味わからないよってところあれば、こっそり教えていただけると助かります。 とりあえず、年内に第一章は終わらせられそうです。いまゴリゴリ書いているので。第二章も楽しんでいただけるといいな〜〜〜。
夜神月が倫理的に認めてはいけないことを言っていることは百も承知なんですが、どうして月くんをこんなに好きになってしまうんでしょうね……。大昔はLが最推しだったんですが、大人になってから読み直すと、どうしても月くんが愛しい。好き。もちろんLもニアもメロもとっても大好き。 自分がいい子でなくなる、順風満帆だった人生に殺人という大きな穴が開く。それを恐れて、自分の罪を認めるのではなく、自分の罪に世界を合わせようとした破綻した人間性。 好きだ〜〜〜〜〜〜〜。 これだけ月くん推しの人間が書いていますが、この連載は本当に、どうしたって、L夢なんです。Lでなければいけなかった。なぜか。 それを明かす日をめちゃくちゃ楽しみにしています。
追記に、宇生田さん夢のネタです。宇生田さん夢、見たことないなって思ったので。私の中では結構頻回にロードショーされてます。夢広がるのでおすすめです、宇生田さん。 恋ではなく、ただただ、本当に好きだった。本当に大切な人だったんだよという話。 ネタなので色々と雑ですが、ご興味のある方は覗いてみてください。めちゃくちゃ長いです。» ――――――――――――
夢主:ガラの悪い女。警察三年目。一年目の教育係が宇生田さんだった。実は松田の同期。
育児放棄気味の家庭で育った治安の悪いタイプの女。要領がいいので最低限はこなすのだが、いかんせん生意気で上司に持て余されていた。庁内での評判は悪い。 食育の概念がなく、三食菓子パン。休みの日も菓子パンしか食べてない。それを知った宇生田さんが、先輩として昼飯にラーメン屋さんに連れて行ってくれる。 「ラーメンとか、食べたことないっす」 「まじかおまえ。仕方ねえ、奢ってやるから好きなの頼め」 「チャーハンがいいな」 「ラーメン食えよ!」 「ラーメンも食べたいっすけど、半チャーセット、食べきれなさそうなんで」 「仕方ねえな〜〜〜」 夢主にチャーハン、自分にラーメンを頼む宇生田さん。ちっちゃいお椀にラーメン取り分けて、自分はまた替え玉頼んでくれる。夢主が両方食べたいって言ったので。やさしい。 これを機に、夢主が懐く。お昼に毎日チャーハンをねだる。初めての後輩が可愛いので、また「仕方ねえな〜〜〜」って言いながら週の半分くらい付き合ってくれる。もちろん毎回ラーメン取り分け特製チャーハンセット。夢主お昼の度にうっきうき。 宇生田さんのために真面目に仕事に取り込むようになり、評価をちょっっっとだけ上げる。相変わらず扱いにくい奴として有名。宇生田さんの言うことはよく聞く。宇生田さんが仲良いので、相沢さんのこともちょっと好き。宇生田さんが一人で喫煙所に行くのが寂しいので煙草を吸い始めた。松田と話したことはない。
ここまでがキラ事件前(長い)
キラ事件のために、多くの刑事が対策本部に徴収される。夢主も参加。 その後、「覚悟のある者だけが残ってくれ」と夜神局長に言われ、局長が戻ってくるまでの間、相沢さんと宇生田さんと駄弁って待つ。 「おまえどうすんの?」 「宇生田さんはどうするんっすか?」 「俺はいーんだよ」 よくない。キラなんてどうでもいいけど、宇生田さんがいるなら私も残るよ。 結果として捜査本部に残る選択をし、Lに会う。さして興味はない。世界一の名探偵? へー、あんま歳変わんないんだすごいね。それだけ。松田と話すのも初めて。存在は知ってたけど鈍臭そうだし興味はなかった。夢主が怖くて松田は話しかけたことがなかった。避けられてるよ。 そこそこの才覚を発揮しつつ、捜査本部で働く。 「えっ? 明日宇生田さん、あっち(警察庁に置いた仮の本部)なんすか?」 「そーだよ」 「ええ〜。私もそっちがいい〜」 「駄目です。真面目に働いてください」 宇生田さんが煙草休憩の時は、夢主も煙草。宇生田さんがお昼行く時は「私も行ってきまーす」ってついてく。忠犬。変な女だなって竜崎にも思われてる。
第二のキラがビデオテープを送った日、夢主は午後から非番だった。完徹続きで、帰った瞬間から朝まで爆睡してた。 朝起きて、本部行ったら、あの人は死んでしまっていた。
辞めるんじゃないかと竜崎は思っていたけど、夢主は残った。 仕事が早くなった。ぐだぐだする時間が消えた。無駄口を聞かなくなった。朝も昼も夜も菓子パンばっかり買ってきて、仕事しながら食べてる。誘われても外出ない。 「全然平気です。自分の体調管理できないほど、無能じゃないっす」 心配した相沢が怒った時、三回に一回ぐらい食事に付き合う。 「そういえば、煙草を吸わなくなりましたね」 「あの人いないのに、あんな煙たいもん、吸ってどうするんっすか」 二人きり残業してた時、竜崎にそう言ったきり、夢主は宇生田さんの名前を出さなかった。
夜神月の捜査本部参入だの、弥海砂の監禁だの、さまざまなイベントを経てヨツバ編。夢主超大人しくしてる。 が、この時すでに、弥海砂を殺害することを決めている。第二のキラだという証拠はなくとも、ビデオテープを送ったのが弥というのは決定的だ。なら殺す。証拠がなくとも殺す。絶対殺す。 あの人を殺したのは弥海砂だ。たとえ、キラに裁かれても、殺してやる。 元々キラにもLにも興味がない。ただあの人がいたからここにきた。それだけ。なのにあの人だけが失われた。許せないよ。許さねえよ。
ヨツバ編終了。火口が死に、夜神月が再びキラに。捜査本部に白い死神がやってきて、弥海砂と夜神月は監視下から解放された。 ここが、チャンスだと思った。 海砂がノートを手に入れキラが復活。レムは海砂がまた捕まりはしないかとハラハラ。月はレムがLを殺すだろうとほくそ笑んでいる。 海砂が月に会うため、ホールにやってきた。ホールの様子がモニターに映る。 「月ー! 来たよー!」 と、そこで後ろから夢主がやってくる。手はポケット。「あれ、今日非番じゃ?」松田の声。 取り出した拳銃。躊躇いもなく打つ。狙ったのは足。崩れ落ちる海砂。悲鳴。固まる捜査本部の面々。レム。 血塗れの海砂に馬乗りになり、夢主が笑う。「会いたかったよ、第二のキラ」拳銃突きつけてる。 「誰も来るな来ればこの女を殺す」 来なくても殺すけど。 「何をしているんです」 「見てわからないのかよ竜崎」 「そんなことをして、何になるんですか?」 「何にもならない。でも、すっきりはする」
「なんで海砂が殺されなきゃならないのよっ!」 ここで夢主ブチ切れ。拳銃の持ち手で弥の顔を酷く殴打。 「おまえがあの人殺したからだッ」 宇生田さん。いなくなってしまってから、名前を呼ばないようにしていたけれど、ずっとあの人のことばかり考えてきたんだよ。だってあの人、ちゃんと私の話を聞いてくれるんだ。馬鹿な女だなんて言わないし、変な色眼鏡で見ないし、食べるの遅いのに、待っていてくれる。あの人だけが大切だったよ。 捜査本部に走る緊張。月の指示で、総一郎、松田、相沢、伊出、模木全員がこっそり夢主を取り押さえるために移動。竜崎が時間を稼ぐためにマイク越しに会話を持ちかけるも、流石に警察だったのでその手口くらいわかっているよ。微笑む夢主。 「グッド・バイ」 引き金が引かれる。 その瞬間、夢主が崩れ落ちた。胸を押さえる。痛い。何も見えない。狙いの外れた銃弾は床を削る。弥の悲鳴。 月と竜崎は、同時に振り返る。レムが砂になって消えていく。
痛い。あの女はどこ。殺したい。宇生田さん、宇生田さん お昼ごはん、ラーメンがいいなあ 夢主死亡。
その後、Lを殺す手段を失った月は完全に詰み。竜崎はレムが弥を助けたことから、会ったことのないはずの死神と弥に関係があったことを把握、第二のキラだと断定。 月は負ける。月はリュークに殺され、弥も自殺。キラはいなくなる。 結果として、彼女が望んだ通りになった。
すべて終わった後、捜査本部の面々で、宇生田と彼女が通っていたラーメン屋に行く。 と、カウンター席で膝を抱える、見慣れた猫背。 振り返った竜崎は嫌そうな顔をしてちゅるっと麺を啜った。 「何してるんですか竜崎!」 「大きな声出さないでください松田さん」 何って、ラーメン食べてるんですよ。箸がうまく使えなくて苛つく竜崎。 「そんなに美味しいのかと思って……私は、甘いものの方が好きです」
おわり
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