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ふたりで布団を被って、クリスマスについての会議。
「ケーキは絶対3こ!」
「えー、そんなに食べれます?」

初めてのふたりだけのクリスマスになるから盛大にやりたいね、なんて言って、もう寝る時間だって言うのに、全然眠れそうに無い。
まだまだクリスマスまで、1ヶ月ちょっとあるってのに、この盛り上がり様。
でも、俺もわくわくしてしょうがないんだ。
プレゼント、もう用意してるのは内緒にしてるんだけど、もう言ってしまいたい位。
でも、先輩の驚く顔が見たいから、我慢、我慢。
「うー、楽しみっ」
先輩は俺の顔を見て、にっこり笑った。繋いだ手に力が入る。
「で、クリスマス終わったら、お正月でしょ?」
「先輩、早い早い」
俺と先輩はけらけら笑って、抱き合った。先輩の体温が、あたたかい。
ごろごろと狭いベッドを転がっては、笑い合う俺達でした。




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テーマ「人外ファンタジー」
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