にちようび

「天馬、てんまぁ〜」
ああ、先輩は朝からテンションが高い。日曜日、部活も珍しく休みだというのに朝っぱらから甘えた声で俺を揺さぶり起こそうとしている。
夜中だってあんだけしたってのになんでこんなに元気なんだよ…。そう言おうとした途端
に布団を剥がされた。
「はやく起きてっ…て、天馬のたってる!」
「う、うう…男なんだからしゃーないでしょ…」
「もう、しょーがないなぁっ」
「うあ、あ!」
先輩は物凄い笑顔で俺のボクサーパンツをずり下ろし、ちゅ、と先っぽに口付けた。
「あー、先っぽからなんか出てきた」
「先輩がいきなりそんな事するからでしょ!」
先輩はにやりと笑ってがちがちになった俺のものを手で扱き始める。
あーやばい。すぐいっちゃいそう。先輩の綺麗な指が、先走りでべとべとに汚れていく。
「いったらだ、め」
「うあ、ちょっとっ」
「俺のここにいれてから、いってよ」
先輩は俺の上に馬乗りになると可愛らしいパンツを自らずらし、俺のものをそこに誘導した。
「ん、ふぁ、あ!」
「先輩、の、なか、きつ、い」
夜に何度も俺のものを受け入れたくせに、そこはきつきつに締め付けてくる。
「あ、あっ、てんま、あ、てんまっ」
腰をぎこちなく揺らす先輩に痺れを切らし、形勢逆転。
「先輩が誘ってきたんですから、ね」
「ひゃ、あ!」
細い腰を押さえつけ、ぐちゃぐちゃになかを犯す。先輩は股をだらしなく広げ、いやいやと首を振った。
「あっ、う、だめ、だめぇ、おく、きてるっ!」
「先輩、奥、好きでしょ?」
こつこつと奥を刺激し、乱暴に出し入れする。そうする度に先輩はぼろぼろ涙を零し、もっとと喘いだ。
さっきまで好き勝手やってたお返しだと言わんばかりに俺は先輩の良い所を突きまくった。
「ふあ、あっ、てんま、いっちゃ、う、おれ、いっちゃうっ」
「っく、先輩のなかに、出しますから、ねっ」
「ん、うん、うんっ、だして、てんまぁっ」
「…せ、先輩っ」


事後。
「…天馬の、ばか」
あまりに激しくし過ぎた所為か、腰を痛めた先輩は涙目で俺に訴えた。
「先輩が悪いんじゃないですか。しかも最後なんかノリノリだったし、ってぶあ」
「うるさいよっ、もう一生寝てろばかてんまっ」
たまにはベッドでごろごろ過ごす休みも良いんじゃないかと自分に納得させ、俺達は二度寝をするのであった。



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