おとまり会

「今日泊まりに来いよ、霧野」
練習も終わり、一息ついたところで俺は切り出した。
「なに?いきなり」
霧野は顔だけこちらに向け、ビ○レなんとかシートとかいう女子の使ってるような汗ふきで、入念に体を拭いていた。
「前は結構泊まりに来てただろ。最近部活の方も落ち着いてきたしさ」
誘ってるこっちは恥ずかしいんだけれど。
「ああ。じゃあ行く。ホラ、神童あのゲームの続きどうなった?」
「霧野がいないとゲームする気になれないんだ」
霧野が立ち上がると、ふわっと花の香りがした。

「今年入って初めてだな。神童んち泊まるの」
「ああ」
去年は沢山泊まって、ゲームしたな。
俺は全然ゲームなんか興味なかったけど、霧野と一緒にするのが楽しいんだ。
布団に入ってもお喋りが止まらなくて、結局朝になって。
途中からは、別の事にも夢中になってしまって、学校行って何故か気まずかったり。

「はあー、すっきり」
風呂から上がってきた霧野は何故かキャミソール姿で、下ろした髪が色っぽい。
「うわ、頼むから上着とか着てくれよ」
「ん?いつも見てるだろ」
にやりと笑ってベッドに座る俺に跨る霧野。
俺のものはパジャマから浮き彫りになってしまったのだが、どう責任を取ってくれよう。
「なに硬くしちゃってんの。ここ」
「いや、霧野さんが悪いんですよ。そんな色気のある格好で、誘ってるでしょ?」
ニヤニヤしながら霧野のキャミソールの中に手を伸ばす。
男とは思えない肌の感触。繊細で、やわらかくて、すべすべしている。
「…んっ」
「なあ、していいか?」
霧野の首筋に埋もれ、耳元で聞いてみる。
「……なに、言ってるんだよ、もうその気だろ?」
「うん、ごめん。明日試合なのにな。我慢出来ないんだ」

「霧野、好きだよ」
「ぁ、あ…っ、しんどぉ、俺もぉ」
対面座位と言えばいいのか、霧野は俺に抱き着いてしきりに喘いでいる。
乳首を弄ってやると、びくびくと体を震えさせ「もっともっと」と囁いてくるのがかわいくて仕方が無い。
霧野が感じる度、俺のものを締め付け、早く中に出せとせがんでくる。
「霧野さ、凄いよ」
「んっ……何がっ、って待てしんどうっ」
我慢しきれなくなり、そのまま押し倒し、がっちり霧野の脚を固定する。
そしてガツガツと揺さぶる。肌と肌がぶつかり合う音が部屋に響き渡る。
「駄目!ダメだぁっ…しんどうっ、おかしくなるっ!」
「…っ、凄いな、霧野のここっ」

「いく、いくっ、しんどうっ」
涙か汗かわからないほどぐしゃぐしゃになってる霧野。
きれいで、かわいくて。
しまいには「中に出して」とか言われたらもうたまらない。
「霧野、出すよ」
「ああ、しんどうっ…んんっ」
「好きだよ、霧野」
ゆっくりと抜くと、こぷりと俺の出したのが垂れてきた。
満足そうな霧野の顔とその姿を見たら、なんだかもう一回戦出来そうな気がした。




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