とまらない

「まだ、だーめ」
俺を応援しつつも滑らかな手の動きをやめない先輩。
はだけたワイシャツに上目遣い。そんな姿で扱かれたら誰だって興奮するだろう。そして、すぐに全てを吐き出したくなるだろう。
昨日も散々搾り取られたというのにまだ俺のものは反応し大きくなってしまっている。
全ては先輩の所為だ。先輩が可愛い顔してこんな事してくるからこうなるんだ。
俺の頭の中ではそんな言い訳みたいな言葉がぐるぐる廻っていた。
「せ、先輩、おれ、もう」
「でちゃうの?」
「はい、あ、あ、先輩、先輩」
「ちょ、っと、てんま、ん、ぐっ」
ああ、先輩の綺麗な顔を精液で汚したい。ていうか本当はめちゃくちゃに犯したい。
でももう、我慢できない。
先輩の頭をがっしりと掴み、喉の奥にねじ込む。涙目になって苦しそうにする先輩の表情すら俺を興奮させた。
くちゅくちゅと唾液に絡まる音は上下させる度に部屋に響く。
「先輩、出します、ね」
「う、あ」
先輩の顔が白濁に汚されていく。先輩は一瞬驚いたものの、満足そうに微笑んだ。
いったばかりだというのに、その姿をみて元気を取り戻す俺のもの。
「もー、髪の毛についちゃってるじゃん…て、ひゃ、あ!」
「すいません、先輩」
フローリングに押し倒し、素早く下着を脱がせ柔らかいお尻を撫でる。
「あ、う、だめ、だってばっ」
「駄目じゃないでしょ」
そこに指を這わせると、既にひくひくと求めているではないか。
この場に至っても素直じゃない先輩が可愛くて仕方ない。
「しかも、ここもこんなになってるし」
「ひ、あ、だって、てんまぁ」
ぴん、と立ち上がってる小さなものを撫でると、びくびくと先輩は体を震わせた。
先輩は前より、後ろのほうが好きだっけ。ものへの刺激は程ほどに後ろの蕾を撫でた。
「あ、ん、ゆび、じゃなくて、ねぇ」
「指じゃなくて?」
指の動きを止め、じっと先輩の顔を見つめる。先輩の頬がみるみるうちに赤く染まっていく。
「てんまの、欲しい、っ」
ああ、もう、俺今日は止まんないかも。

「ひあ、あ、てんま、てんまぁ」
「っ、く、せんぱい」
フローリングに先輩の膝裏を押し付け、勢い良く突き上げる。
涙でぐしゃぐしゃになった顔、甲高い喘ぎ声、締め付けてくるそこ。何もかもが俺を興奮させる。
先輩は腕を伸ばし、俺にしがみ付いた。更に深く繋がった体は、熱くて仕方が無い。
こつこつと奥を刺激すると先輩は善がりながらもっと、と強請ってくる。腰が止まらなくなって、おかしくなりそうだ。
「あ、あ、いっちゃ、う、おれ、いっちゃうっ」
「先輩、せん、ぱい!」
「ん、は、あ、てんま、ふあ」
先輩を抱き締め、口付ける。その最中にも射精は止まらず、どくどくと先輩のなかに注ぎ込んだ。



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