うけとれ!

「ほーら、チョコだ!うけとれ!そして早めに食え!後でお前んち行くからな!それじゃ!」
部活の最中いきなり現れたと思ったらチョコだけ押し付けて去って行った夜桜ちゃん。
夜桜ちゃんはこういうイベントものとか"あははくだらねぇ"とか言いそうなイメージがあったから、地味に嬉しかったりして。
何事もなく部活は終わり、帰宅。うきうきしながら包み紙を開けると、ハート型のチョコレートが!しかも手作り!少し歪んでるのが、また良い!
普段料理とかしなさそうなのに、俺の為に頑張ってくれたんだなあ、と涙ぐんでしまった。
そうだ、早く食べろって言ってたから、早速。
「いただきます…」
形はいびつだったけど味はうまい!ああ、嬉しいなあ幸せものだなあ俺。
「ああうまい…って、うっ」
眩暈にやられ、ベッドに寄りかかる。びりびり、と変な感覚。なんだ…これ…。
「ふふん、実験成功だ!」
いつの間にか俺の部屋にやってきた夜桜ちゃんは、満足気な顔で俺の頬を撫でた。
それだけで俺は反応して、ぞくぞくとしてしまった。
「これ、なに…?」
「ひみつ」
そう言ってにやりと笑うと、夜桜ちゃんは俺の股間を弄りだした。
「うあ、ちょっと」
ボクサーパンツを捲られてしまい、大きくなった自身が晒される。
「もうこんなにして…なあ、俺のなかに、いれたい?」
上目遣いで誘う夜桜ちゃん。俺はごくり、と唾を飲み込んだ。
「う、あ、夜桜ちゃん、俺、もう」
「あはは、しょうがないな」
小さな手で扱かれ、ぴゅ、と先走りが溢れてくる。
夜桜ちゃんはそれを掬い取り、自分の蕾に擦り付けた。
「っ、ん」
目の前でそんな姿を見せられて我慢できる奴なんかいないだろう。
俺は勢い良く夜桜ちゃんに覆い被さり、口付けた。
「ふ、うっ、あ、やめ、ろっ」
「夜桜ちゃんっ」
ぴん、と立ち上がった乳首を弄り、唾液でだらだらになっても、気にせずに吸い付く。
「やっ、あ、ん」
「ね、入れるよ、入れていいよね」
「だ、め!」
「入れるから、ねっ」
俺が今こんなに興奮しておかしくなってるのはあのチョコの所為だ。多分。
夜桜ちゃんのそこに勃起して張り詰めてるものを宛がい、一気に貫く。
「あ、あう!」
「あー、気持ちいい、夜桜ちゃんのなか、気持ち良いっ」
がんがん勢いをつけて揺さぶる。そうする度に夜桜ちゃんは甘ったるい声で喘いだ。
「あ、あ、てんま、や、だ、はげし、いっ!」
「夜桜ちゃんのここは悦んで食いついてくるよ」
息を荒げながら奥を突く。夜桜ちゃんはシーツを握り締めて、俺にされるがままだ。
口は開きっぱなしで、涎が口の端から垂れている。エロい。可愛い。
もう、めちゃくちゃにしてやりたい。
「ふ、ああ!あ、だめ、あ、あ、いっちゃ、う、」
「あ、っく、夜桜ちゃん、だすよっ」
「ひ、う、いく、いくっ、ああっ!」
腰を押さえつけて最奥で射精する。気持ちよくて、堪らない。
夜桜ちゃんは肩を震わせ、余韻に浸っていた。


「結局なんだったの、あれ」
「え?ただのしびれ薬」



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