1/5
パルフェが、セルの意識上にのぼることは滅多になくなった。
「引きずり出そうとしてもでて来ない」という主張はあるので消えたわけではないようだが、パルフェは頑なに、セルとの会話を拒んだ。
パルフェは消えない。
私が消えない理由は明白で。
それを私がセルが望んでいないからだ。


セルゲームの前日、深夜。
星がきれいな、雲のない晴れた夜空。


すい、と流れた星の軌跡とリズムをあわせて、パルフェはセルの私の意識に現れた。


  |
bkm

back





「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -