FGO×花帰葬パロ
2017/11/06 02:55


「…ああ、今回は俺/私か…」


そう漠然と思いながら、窓から見上げた空はただ、ただ青かった。

この空のような平穏な日々のためなら。愛する人達のためなら。

今回も俺/私は喜んで死を選ぼう。

だけど、その前に。



「愛の逃避行と洒落こみますか…!!!」



FGO×花帰葬パロ


簡単な花帰葬の設定です↓

☆箱庭システム
人の命が失われ過ぎたとき、この世に生まれる「玄冬」を媒介にして、雪に埋もれ潰える。
人が人を殺しすぎると雪が世界を覆い、世界は滅ぶようにできている。
その滅びを止める唯一の方法が媒体である玄冬を殺すこと。
玄冬を殺せば雪は止まり、世界は存続する。
といってもカウントがゼロになるだけで、また人が人を殺しすぎると次なる玄冬を媒体に世界が滅ぶ。
つまりは繰り返し。無限ループ。

☆玄冬
世界を滅ぼす「媒体」
滅びゆく世界を唯一死によって救うことができる。
ただ治癒能力が半端ないので殺せない。自殺もできない。
唯一玄冬を殺すことができるのが救世主。救世主によってできた傷は治癒することができない。よって救世主以外にはそれが自分自身であっても殺すことができない。
玄冬の魂は使い回しなので、次の玄冬も同じ魂の人物。

☆救世主
唯一玄冬を殺すことができる存在。
また唯一の例外で人殺しがカウントされない。
よって救世主がいくら人を殺しても滅びに近づくことはない。
救世主は身体能力半端なく、チート。救世主に以上に強い者は存在しないってぐらい強い。救世主は玄冬と違って殺すことができるけど、強すぎて普通に考えて殺すことができない。
きっと一人で軍勢余裕で倒せるくらい強い。救世主に勝てる者は存在しないよ。だって救世主だもん!
玄冬と同じく、魂は使い回しなので、次の救世主も同じ魂の人物。

☆黒の鳥
玄冬をサポートする者。
玄冬を守り、援護し、世界を終焉へと誘う。そういう役回り。

☆白の鳥
救世主をサポートする者。
救世主を守り、援護し、世界を救済へと導く。そういう役回り。
雪を止ませ冬に終わりを告げるため、春告げの鳥とも呼ばれる。



パロ設定↓


☆玄冬:ぐた子 または ぐだ男
その時のランダムでぐた子だったりぐだ男だったり。
基本的にはくだ子もぐだ男も同じ魂なので、使い回し。前回の記憶がある時もあればない時もある。
けれど、人理修復後の人格や記憶を元にされてるので、人理修復中の記憶は都度ある。
交互で玄冬になってるときもあれば、連続でなることもある。選ばれなかった時はお休み中。
人が人を殺しすぎた時、玄冬として覚醒する。覚醒する事がなければ、ただの人として生涯を過ごすことができる。のだが、その試しはない。
世界存続を願っているので、毎回殺されることを希望。ただ、ただでは死なねえですぜ!ってことでタイムリミットギリギリまでは生きることを希望し、実際に救世主側にも認められ、生きてる。
だいたいはその時の黒の鳥と愛の逃避行という名の余生を過ごしてる。家でまったりしたり、旅に出たり。
常に笑顔で、最期も笑顔で「またね!」とこの世を去る。

☆黒の鳥:英霊(ランダム)
この黒の鳥は召喚型なので、玄冬のぐだーずが物心つくと同時にだいたい召喚し呼び出す。
カルデアでお世話になったサーヴァントがランダムで呼び出される。ぐだーずを死なせたくないけど、それが彼らの願いであり、英霊自体も世界の終焉は望んではいないため、彼らの残された時間をぐだーずのわがままに付き合って過ごしている。
ぐだーずが玄冬にならずに生涯を過ごせることを願っているけれど、その願いがかなった試しはない。
カルデアの記憶と、過去に黒の鳥として呼び出されてることがあればその記憶はある。他の英霊同士の記憶の共有はない。
基本的には玄冬が死んだと同時に座にかえる。
過去に黒の鳥が呼ばれなかったことがあるらしい…?
また、マーリンが黒の鳥に呼ばれることは基本的にはない。らしい。


☆白の鳥陣営:ロマニ、マシュ、ダ・ヴィンチちゃん
明確な白の鳥の立ち位置はきっとロマニ。
白の鳥、救世主のサポートとしてマシュとダ・ヴィンチちゃんがいる。
ぐだーずが玄冬のことは悲しいけれど、世界の終焉は望んではいないため、ギリギリまで彼らが生きることを認め、また望み、お互いの取り決めをしている。
実は玄冬も白の鳥陣営で物心つくまで育つ。
なので黒の鳥が召喚されなかった時は、それをぐだーずが望み、ロマニやマシュ、ダ・ヴィンチちゃんなどと残された時間を過ごすことを望んだ時だったりする。


☆救世主:unknown
正体不明






各ルート



☆ループエンド
残された時間をギリギリまで好きな人たちと過ごし、この世を去るエンド。
つまりは毎回のエンド。その時に選んだ人、召喚した英霊によって毎回ことなる。
ぐだーずは笑顔で「またね!」と最後を迎えます。


☆箱庭の外へ愛の逃避行エンド
箱庭を出れば、このシステムは無くなるんじゃないか?と黒の鳥:英霊にささやかれ、懇願され、箱庭を出るルート。ふたりだけの世界が待ってます。
が、その後の箱庭は…?


☆システム停止ルート
起こりうるはずのない、マーリン黒の鳥召喚がなされた時にこのルートにほぼ強制的に入ります。
とある塔にあるシステム停止の引き金を引く。代償に白の鳥:ロマニと黒の鳥:マーリンの存在が消える。=死にます。マーロマルート。



箱庭の秘密


☆救世主の正体
救世主の正体もくだーず。
くだーずは白の鳥サイドで育ち、物心がつく頃に自分の役割(救世主 または 玄冬)を知る。
そこで、そのままロマニやマシュ、ダ・ヴィンチちゃんとギリギリまで過ごすか、黒の鳥を召喚して、召喚した黒の鳥(英霊)と過ごすかを決める。
救世主の正体は白の鳥サイド以外には秘密なため、基本的には生涯引きこもります。
黒の鳥(マーリン以外)も真実は知らないため、出現中は少なからず憎まれたり恨まれたりしてるし、外には出れないしで、玄冬として外を見るのは楽しかったりする。
黒の鳥は玄冬が死ぬと同時に座にかえるため、そのあとなら外に出てもいいはずだが、いらぬ混乱を招かないためにも(公言はしてないとはいえ、くだーず=玄冬と認識してる人もいると考えるため)、救世主は絶賛引きこもり。
でも、マシュもロマニもダ・ヴィンチちゃんもいるからあんまり暗くは考えてない。


☆箱庭の外へ愛の逃避行ルートを選んだ場合の箱庭
玄冬が外に出てしまったため、玄冬消失。が、システムは継続してる為、また停止システムも作動してないため、救世主をしていたぐだーずに玄冬が切り替わる。
その場合、救世主を兼任しているため、自殺が可能となる。というより、自殺でしか死ねない。自殺しないと世界が終焉に向かうため、強制的に救世主ぐだーず自殺ルート。
自殺後、また使い回しの魂になります。かけた分のぐだーずの魂は人理修復のときの平行世界のぐだーずが呼び出されるため、無限ループ継続。
ぐだーずが記憶を継続してない時は実は前任のぐだーずが箱庭の外へ愛の逃避行をしたため。
もしかしたら中には自殺をするはめにはったぐだーずが元恋人だったりした英霊に巡り会えた時、その英霊に頼んで箱庭の外へ愛の逃避行をしたルートもあるかも。


☆システムの停止
各ルートのときにもちらっと書きましたが、とある塔に箱庭システムがあるため、そのシステムを止めれば救世主と玄冬のシステムは停止します。
が、もれなく白の鳥と黒の鳥が死にます。また、ふたりの鳥がシステムの起動を促してるともいえるので、二人が死ねばシステムは止まります。
が、生きている白の鳥=ロマニと座から召喚している黒の鳥=英霊とだと釣り合いがとれないため、その停止システムが作動する条件として、生きている英霊マーリンが=黒の鳥のときにかぎります。
また、白の鳥と黒の鳥が死んでシステムを停止する場合、ロマニとマーリンがほぼ同時に死なないと停止システムが作動しないため、ただ死のうとした場合は重傷状態となり、少しずつ時間をかけてる回復します。
マーリンが黒の鳥になるとほぼ強制的に箱庭システム停止ルートになりますが、ぐだーずがロマニとマーリンの死を認めない、またロマニの死がトラウマになってる確率大なため、強制的と書きましたが、ぐだーずが拒否をすれば回避可能となるため、基本的には回避されます。
が、マーリンは玄冬が死んでも座にかえることは無いため、その場合はとある塔に住み着き、または白の鳥サイドに入りびたり、ぐだーずを見守ります。
その後のマーリン=黒の鳥ですが、黒の鳥(楔)となるため、玄冬の黒の鳥にはまたその都度に召喚し(マーリン以外の)英霊がまたつきます。つまりは回避すると無限ループルートになります。
が、マーリンはいるため、ぐだーずが望む、ロマニとマーリンが強行突破すると箱庭システム停止ルートへいつでもいけます。
が、箱庭システム停止ルートへ行くと高確率でぐだーずが病みます。
病まなかったとしても、英霊たちを召喚しまくり、ロマニとマーリンをみんなで取り戻そうとします。
そのルートの場合、玄冬の死がないため英霊は座にかえりません。
ぐだーずはその生でふたりを取り戻せなければ、次の自分たちにたくし、ふたりを取り戻せるまで努力し続けます。
取り戻せる未来があれば大円満ですが、なければある意味一番のバットエンドルート。
次の自分たちに託すとき、たぶんぐだーずは笑っては逝くことはできないかもしれません。ぐだーずから本当の笑顔を奪うルートになる…可能性が大なルートです。

どのルートもだいたい報われなくて泣いた…



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -