藍様から・相互記念
da capo（ダ・カーポ):始めに戻る
「ねぇ冬獅郎、私のこと好き？」
偶然っつーもんは凄いよね、だってなんか人間(死神含め)っていっぱい居るのにあなたと出会えて両想いとかもう凄いよね、神さまThank you！ってかんじよね
「自分で考えろ」
たとえ彼氏が仕事バカでもツンデレでも良いよね、とりあえず両想いだし、っつーか両想いっていう響きが良いよね
「明日遊びに行こっか」
「無理だ」
うんうん、オーケー了解大丈夫！だって私の彼氏こんな人って私知ってるもんね
「私と雛森副隊長が同時に溺れてたらどっち「雛森」
うんうん…オーケー了解大丈夫！なんか即答だったけど私は「私と雛森副隊長が同時に溺れてたらどっちを助けない？」って聞こうとしてたって今思いだしたわ、流石彼氏さま！以心伝心ってやつよね！
「お仕事大変そうだね」
「話しかけんな気が散る」
うんうん…オーケー…大丈夫！だって彼氏さんは隊長格だから仕方無いもん…ね
「ちゅうしよっか」
「うるさい」
うんうん…オーケー…大丈夫？ちくんと胸に痛みを感じる
書類に目を走らせる冬獅郎の瞳を追いかける
するとうりゅっと自分の瞳に涙が溜まっていく
「何で泣いてるんだ」
「ドライアイだから目薬を自己生産しているの」
「馬鹿野郎」
冬獅郎が書類を置き私の涙を掬う
「泣くな」
「すみません」
「お前、俺にベタ惚れしてんだな」
「すみません」
「だから泣くなって」
「すみません」
「お前の不安そうな顔だとか心配そうな顔、見たくなるんだ」
「変態ですね、わかります」
「そうだな、残念ながらお前の彼氏は変態みたいだな」
「本当、困っちゃう」
「お前の泣き顔なんかソソるから」
「…ねぇ冬獅郎」
da capo（ダ・カーポ)
またまた始めに戻る。でも始めと違ったのは冬獅郎が「自分で考えろ」じゃなくて「好きに決まってんだろ」と言えた事です、照れ屋さんなのに上手く言えたね偉いね。
咲夏ちゃんへ！相互記念◎リクエストに全く添えてません☆←
090913 藍
＊ ＊ ＊
藍ちゃんの文章はいつ読んでも最高です//
特に日番谷くんのツンデレっぷりがーっっ！←変態
こんなヤツですいませんがこれからもよろしくお願いします^^;
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