A黒尾鉄朗×年下彼女
【2人で箱の中身を当ててください】
『く、黒尾さん、どうしますか…私やりましょうか』
「ンン…まあ、俺がやりますよ」
『でもっ黒尾さん意外とビビりじゃないですか！』
「喧嘩売ってる？」
『人には得手不得手があるって話です！私がやりますよ！』
「いや待ってここでやらなきゃ俺ビビり確定になるでしょうが！何入ってっか分かんないんだから、お前は黙って見てなさい！」
『黒尾さん…きゅんとしました』
「んじゃこれ当てたらお前からチューしてね」
『…………黒尾さん』
「なに、っ……んむぅ！」
kiss！
『ぷは。頑張ってください！』
「当てたらって言ったろ！人の話を聞きなさい！箱の中身よりお前のほうが心臓に悪いわ！」
「さて……行きますよっと」
ずぼ
『どうですか？』
「んー、なんか固い」
『形は？』
「ごつごつしてる？ンン、なんか、すごく幼少期に帰った気持ちになる…よく触ってた気が…」
『おしゃぶりですか？』
「違う。お前の中の俺のイメージに危機感じたわ」
『なんだろ、私も触りたくなってきた』
「ああ。これは危なくなさそうだし、いんでない」
『では交代で！行きます！』
ずぼっ
「お前ってほんと天真爛漫な。黒尾さん目が離せないよ」
『ぴゃー！』
「なに？！どうした？！」
『震えました！なんですかこれ！？』
「はっ？！全然動かなかったけど？！」
『ブルブルしますっ、あっ、…ひい…』
「ばかばかなんか卑猥だから早く箱から手抜け！」
『あっこれっあれです！研磨さんの家にあるやつ！』
「！分かったテレビゲームのコントローラーだわ！」
【正解！】
「どうりで肌なじみのある」
『振動きてびっくりしました〜』
「俺の時はわざと震わせなかったな」
『では、当てたのでチューします。屈んでください』
「ん、んん、はい…どうぞ」
『お疲れさまでした。心臓速いですね！』
「お前が変な声出すから！」
『さあ！ホテルビュッフェ行きましょう〜！』
〜おわり〜