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B木兎光太郎×綺麗好きな同い年彼女

【木兎、シーズンオフ14日目の朝】

『光太郎起きて!』
「ん〜…休みなんだからまだもうちょい…」
『今日は一緒に大掃除してくれるって約束したじゃない!』
「んあ〜……」
『急がなくちゃ!時間は有限だよ!お布団干して、シーツ洗いにコインランドリー行って、お風呂とトイレとシンク掃除手伝ってくれるって言ったでしょ?!』
「言った…やる…けどあと10分…いや1時間…」
『こーうたーろー!』
「……ん」
『な、何よその手は』
「一緒に寝よ」
『だっだめだめ!顔も洗ったし着替えもしたし、ご飯も食べたから全然寝らんないよ!』
「一緒に寝て、起きたらまた顔洗って、また一緒にご飯食べよ」
『やだよそんなの豚じゃん!なんで朝食2回食べるのよ!っひぁ?!』
Dive!
『ちょっと光太郎…!危ないじゃんっ、怪我でもしたらどうすんの!』
「怪我なんかさせないし」
『私じゃなくてあなたの話!!』
「俺は、しないし。頑丈だし」
『そうとも限らないでしょ…っ、むぐ、苦しい、首しまってる、こうたろ、ギュッてし過ぎ…』
「いー匂い」
『やだくすぐったいばかばかっ、絶対流されないんだから!』
「ちゅーしていい?」
『だめ!そんなことしたら今日の予定が全部パーになる!』
「なんで?」
『光太郎いつもチューじゃ終わんないでしょー?!』
「やらしー。俺そんなんちっとも考えてなかったのに」
『は?!こっ光太郎そういうの揚げ足取りって言うんだよ!』
「あかーし鳥?」
『揚げ足取り!もう赤葦くんにレスキュー求める!』
「だめー」
『やー!布団かけないで寝ないから!あっこらエプロン取ろうとしないで!』
「うるさー」
『光太郎っ、くすぐったい本当に、』
「ねえ。やっぱりちゅーしたい」
『ウッ!(光太郎の眼に見つめられるとだめだー…!)』
「お願い」
『…い、1回だけだよ』
「いえーい」
kiss!
『光太郎、ちょ、』
「もっかい」
『1回だけって言ったでしょ?!あっ、待って、まっ…んんんー!』
「どうせならこのまま一発してもいい?」
『〜っだめ!!』
「えええ…ケチ」
『ぜ、全部終わってからならいいから…』
「本当に?」
『ほ、本当に』
「何やるんだっけ?」
『ええと、お布団干して、シーツ洗いにコインランドリー行って、』
「んじゃあ起きるかー!」
ガバッ
『最初っからそうしてほしかったー!』
「掃除の約束はちゃんと果たすから、終わってからの約束も守ってな」
『わ、分かってます…』
「よーしやるぞー!!」

〜おわり〜




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