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@夜久衛輔×幼馴染同い年彼女

【2人で箱の中身を当ててください】

「何が入ってんの?」
『それを当てるんだよ衛輔』
「まあ手を入れないと始まんねえよな」
ズボッ
『ひっ命知らず!』
「お前にやらせるわけにいかないしな」
『なにそれときめいた』
「惚れた?」
『もう惚れてるごめん』
「なんで謝んの。好き?」
『好き衛輔超好き』
「俺も好き」

【箱の中身を…当ててください…】

「忘れてたわ」
『衛輔手ぇ突っ込んだままじゃん』
「でもなんも手に当たんない。動くもんじゃないみたい」
『なんだろ』
「んーーーー」
がさがさがさ
『怖いものなしか』
「こんなの怖がってちゃ時速100キロ級サーブなんか上げらんねえ」
『全日本代表リベロは言うことが違うわあ』
「まあな」
『お化け屋敷怖いくせに』
「うるせ!あ、なんかある」
『どんな感じ?』
「ふわふわ?もこもこ?」
『……やだ……もっかい言って』
「ふわふわもこもこ」
『可愛い!!!』
「怒るぞ!!!」

「これ触ったことある」
『ほんと?』
「どこでだっけな……」
『ふわもこの物なんて衛輔持ってた?』
「いや、俺のじゃな……思い出した!お前の部屋にあるあの薄汚いネコのぬいぐるみ!」
『衛輔コラァ!言い方コラァ!』
「お前小さい頃からずっと持ってるからめっちゃ汚ねえじゃんあいつ。あんまかわいくないのに。名前なんだっけ」
『衛輔がくれたんですけど?!そして名前はモリスケですけど何か?!ていうかそれなわけ無いじゃんめっちゃ私物だし』

【正解!】

『当たりなの?!』
「やっぱりなあ。あのくたくた加減となんかじめっとした手触り、あいつだと思ったんだよ」
『衛輔ほんと怒るよ』
「当たったからいいじゃん。景品、ホテルビュッフェだって」
『たかがゲームに豪華すぎんか』
「行こうぜ」
『あ、待って……こら!モリスケの頭わし掴むな!』
「いいから衛輔と早く手繋げ」


〜おわり〜




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