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H岩泉一×年下彼女

【2人で箱の中身を当ててください】

「なんか危なそうだな」
『岩泉さんこういうの怖いですか?』
「怖かねえけど、多少ビビるだろ普通に」
『そうなんですね。つまんないです』
「つまんないって何?!悪口か?!」
『頭掴まないでくださいごめんなさい!!』
「で、つまんないって何。回答によっては激痛足ツボコースだから」
『あっ、ひぃ、……あの、ただギャップが見たかったなと…』
「ギャップ?」
『岩泉さんいつも男前で頼れるから、些細なものに恐怖するギャップを期待しました。怪談話で叫んだことあるって及川さんに聞いたんで…』
「クソ川が原因なんだなよしちょっとアルゼンチン行ってぶん殴ってくる」
『やだ行かないでください!ちょっとコンビニ行ってくるのノリで国境超えないでください!』
「いや言いたいことも溜まってたしちょうどいいわ。家帰ってパスポート取ってくる」
『っ、……ぐ、ぅ、』
「何泣いてんだお前?!おい、どした…」
『岩泉さん、忙しいからあんまり会えないのに、またどっか行っちゃうんですか…わたし、また置いてけぼりですか…』
「っああ悪かった!俺が悪かった!行かないから泣くな!クソ川のとこになんか行かねえから!な?!泣くな!まじで頼む!俺お前が泣くの世界で一番嫌なんだわ!」
『……本当ですか?』
「まじだから!ほら、景品のホテルビュッフェ貰って食いに行ぐべし!」
『だってまだ当ててないです……』
「当てる今当てる!」
ガサガサガサガサ
「ああこれあれ!俺らが卒業してから青城男バレの部室に置いといた魔除けの人形!アメリカで買ったやつ!」

【正解!】

「だろ?!これこれ!」
ズポォッ
『びゃあああああああああ黒いモジャモジャなにそれ髪の毛の塊?!化け物!やだこっち来ないでください!!!』
「落ち着け!魔除けだって言ってんだろ!どこ行くんだお前逃げんな!飯行くんだろ!」
『追いかけて来ないでくださいいいいい』

〜おわり〜




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