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「「おかえりーっ」」
方舟を使用してロンドンから戻ったエクソシスト達を迎えたのはジョニーともうひとりの男性。その姿にアレンはハッとさせた
「!あ、確かアジア支部の……?」
「お、嬉し。俺の顔、覚えててくれた?」
ジジ・ルゥジュンだ。本日付けで本部勤務になった。これは蝋花からキミへVv俺の可愛い後輩を泣かすなよぉ、アレン・ウォーカー」
「みたらしだ!!」
「おう、久しぶりじゃねェの、神田!雲雀も2年ぶりか?新しい六幻と烈火、どー?刀工のズゥ爺っさま、気にしてたぜー?」
「まだ、生きてんのか。あの爺さん」
「ルゥ、爺様に悪くないよって言っといて。ほんと手癖理解してくれてると助かるよ」
ジジの方に武器を見せて短く感謝の言葉だけを告げるとその場から神田と共に足早に駆け抜けていく
「おう。神田も文句ねェなら良好って伝えとくぞー」
「好きにしろ」
「(神田と恭弥がちょっと心開いてる……?)」
「あー、ジジはね、二年くらい前まで本部にいたんだ。上と喧嘩して支部にとばされたの。マービンがそのアトガマ」
「神田のこーんなちっせー頃とか、雲雀の来たばっかりの頃とか知ってるぞー」
「本部科学班を増員して、三班に分けるってんで、中央や各支部からぞくぞく駆り出されてんのさ。これからは科学班も必要があれば方舟でお前らと現地に飛ばされることになったからな」
「それがさぁ、聞いてよ!中央から来た二人の新しい班長がリーバー班長を目の敵にしててさぁ」
みたらし団子を食べているアレンに二人の班長について愚痴を言うジョニーは余所見をしていた為に、ぽよん、と誰かにぶつかってしまう。 すぐに向き直るが呆然と立ち尽くしてしまうのだった
「おっと、ごめん。あっ、科学班?よかった、迷っちゃって」
その人物の容姿にジョニーに加えてジジとアレン、ミランダが声を揃えた。
「「「「タップ!!??」」」」
「は?ちがうちがう」
「タップ!このプヨプヨお腹の感触はタップだぁー」
「……何ここ。オープンセクハラ?あのなぁ、アタシは南米支部から本日付けで異動になったキャッシュ・ドップ。タップは兄貴だっつの」
「(!?)」
「タップと同じ腹だぁ〜〜ぁっ」
「…………」
「そっくりだ……」
「そっくりね……」
「すまねェ妹。もちっとだけそうしててやってくれる?」
抱きつくジョニーに一本いかがです?とアレン、泣いて懐かしむミランダとハンカチを充てるジジ。リンクは彼らの後ろでいもうと…と呟いていた
そんな何も起こらず終わる一日の話
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