「〜〜♪」
私は2人がみえなくなるとすぐに上着を脱いだ、だってこの暑さの中目の前に冷た〜い海があるんだよ?入らないなんてもったいないじゃない!私はゆっくり海にはいった。
「きゃ…っ冷たい!けど気持ちい〜い♪」
チャプチャプとつかってるだけで気持ちよかった。
「ねぇ彼女♪一人?」
肩を軽くたたかれ振り返ると今時の若い青年がいた。
「いえ…友人が今飲み物を……」
「じゃあ友人きたら一緒に遊ぼ!ねぇ君何歳?」
なんか馴れ馴れしい…ていうか手放してほしいな、そろそろ服着なきゃ帰って来ちゃうよ。
「はなして…っ」
「いーじゃん遊ぼう?」
意外と力が強くてビクともしなくて…なんだかすごく怖くて涙がたまってきた。
「ゃ……っ」
「「いいねぇなにして遊ぶ?」」
聞き覚えのある綺麗に重なった楽しそうな二つの声が聞こえた、掴まれてた手がほどかれふわっと抱き寄せられた。
「ジョージ…フレッド…」
見上げるとフレッドが「探した」と笑いかけてきた、心細かった私はフレッドに抱きついた。
「わぁおっ!言い感触♪」
「離れろ!!」
ジョージが私を引き離し、後ろに下がらせると指をポキポキと鳴らした。
「「さてと……」」
その後どうなったか知らないけど男を引きずりどこかに行ってしまい、10分後に2人は肩を回しながら帰ってきた。
「お帰り…っ」
「「………」」
反応はなく2人はふてくされたように座った。
私も隣に座る。
「怒ってる?」
「名前頼むから服着て」
ジョージに言われ慌て上着きを羽織った。
するとジョージは急に抱きしめてきた。
「脱いだらこうなるから脱ぐなっていったんだよ」
「あーあ!他の奴らに見られたって考えただけで死にそう」
フレッドは後ろから抱きついてきた。
「フレッド…ジョージ…私似合ってる?」
「「似合いすぎ」」
私はそう聞くなり立ち上がり一気に上着を脱ぎ捨てた。
「今から遊ぼ!!!!」
「名前だから上着…」
「見られたいの!ジョージたちに見てもらいたい!!」
なんて変態発言でしょう。だけど事実だもん、2人が選んだ水着を着てるのに2人がみなくてどうするのよ。
「―――そうだな、じゃあ今から刺激たっぷりの姫を守りつつ」
「しっかりエスコートさせてもらおうか」
刺激たっぷり炎天下
((――――まずは城を仕上げでからね))
(え!?)
。