ちびたか!1「え、お前……高尾か?」
朝起きて高尾の姿を見た宮地さんは固まってしまいます。
「なんか俺ちっさいっすよね〜」
「は? なに? まじ意味わかんねー」
「昨日宮地さんが三回も中出しするから……俺、ちっさくなったみたいっス」
「んなわけねーだろ! お前トラックに頭轢かれたんじゃねーの!?」
「ま、そういう訳で俺がでっかくなるまでお世話になります」
こうして宮地さんとちびたかの生活が始まりました。
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「お前ぜってー出るなよ!」
宮地さんはそう言って高尾をエナメルに監禁すると、さっさと朝練に出かけました。
「しっかし暇だなー」
高尾は暇すぎたのでエナメルを漁る事にします。
「おっ! コ〇ラのマーチ発見〜」
高尾はとりあえずコア〇のマーチをもりもり食べました。
「うっ……腹いっぱい……」
しかし2個でお腹いっぱいになってしまいます。
「とりあえず……寝るかね〜」
お腹いっぱいで眠くなった高尾は、寝る事にしました。
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「高尾……?」
朝練が終わり部室に帰ってきた宮地さんは、真っ先にエナメルへ向かい、高尾を確認します。
「…………」
そこには、食べかすをほっぺにつけ、気持ちよさそうに寝ている高尾がいました。
「(――〜〜っ! なんだこの生き物……っ!)」
宮地さんはちびたかを酷く気に入ったようです。