一言なのに長いのだから作文はなおさらだらだら、
そのてん手しごと感想お知らせはだいぶん短め。


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このサイトの更新はほぼ八割がたベッドからお届けしております。ごきげんよう、いとです。
まだ午後八時だというのにこの早寝、尋常ではありません。
とはいえ、これを書いてあれ読んでそれチェックしてトイレ行って本格的に目を閉じるという行程を考えると、就寝時刻は早くて午後十時でしょうか。
今夜は眠いので早く寝てしまいたいのですが、中途半端な早寝は深夜に覚醒しやすいのです。嫌です。嫌です。朝まで寝たいです。
さて、今夜は何故こうも早寝の態勢かというと、昨夜の睡眠時間が短めだったのと、日中ちょっと慌ただしくてお疲れ気味なのと、盆ジョヴィをしたからです。
盆ジョヴィ。ネットで知りました。ボンジョヴィの「living on prayer」で盆踊りをしたそうですね。中野区が。なんと羨ましい!中野区め!
負けじと早速YouTubeでかの名曲を流し踊り狂いました。
わたくし、踊りは好きでしてよ。大人になってから少しバレエをかじった程度には。一時期、毎晩、一時間半ほど好き勝手に踊り狂うくらいには。バレエシューズ装備にて。
何か血迷ってユーチューバーなるものになり、「踊ってみたを踊ってみた」とかで炎上商法も人生の花かと画策しています。多分やりません。
「モザイクロール」や「tell your world」「ハロハワユ」は一応、踊れます。好きと上手は別ものです。
この夏は「ねこみみスイッチ」をマスターしたかったのですが、暑すぎて不可能でした。私のダンスフロアは台所で、そこにクーラーの風は届かないんですよ。一人のダンサーの舞踏生命を奪った家屋設計が憎いですね。
そんなこんなで「living on prayer」などの振り付けが特に決まっていなさそうな曲は即興で踊ります。
時々、紅茶を淹れるためにお湯を沸かしている間も、頭に浮かんだ曲にあわせて踊り出します。私は踊っているつもりですが端から見たら暴れているようにしか見えないはず。家人なる存在がいたらエクソシストを呼ばれかねません。一人暮らし万歳。
好きなことをやるのは楽しいですね。それを実感するようになったのは、かなり最近のことだと思います。
以前は何にしても、うまくやれるようにならなければという意識がどこかにあった気がします。
もちろん、上達の喜びも捨てがたいものです。
でも、その前にただ単純に好きなことは楽しい、下手でも何でも楽しい、という前提がないと、のびのびできないんじゃないかな、などとしみじみする今日この頃です。
子ども時代の夏休みを思い出すからかもしれません。
読書感想文を四年生まで書かせてもらえなかった、その分を、いま取り返したくて、やりたい放題に作文に燃えている感があります。その話はまた今度。眠いです。

180821 2055
一言


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困りました。困りました。
日曜の夜だというのに、ほぼ日サイトに見入ってしまいました。
ドラえもん参入は知ってはいたのですが、やはり見てしまうとほしくなります。
weeksではなくオリジナルを二種。
何故ひとつにしぼらないのか。さあよく考えるのです。立ち止まって考えるのです。
あとで買っておけばよかったと後悔しても泣くだけだからですよ!他に何がありますか!
しかしカバーは今年使用しているものを続投予定だったので頭が痛いのです。
更に、もう一つほしいカバーがあり、加えてweeksは必須と来たからさあ大変。
オリジナルのもう一つほしいカバー(言ってしまうとオルゴールのあれ)がそのままweeksにあれば問題なかったのですが、同じコラボ先なのに私がほしいデザインはそれではないのです。
やまざくらも素敵です。どちらにするかですね。しかしそれでもオリジナルのカバーの問題は解決しません。
ため息をつきながら、ひとまず文スト映画のBlu-rayを予約してきました。優先順位が抑止力になることを願いつつ。かなった試しがないと知りつつ。

180820 0115
一言


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にやにやどきどきが止まらないのです。
それは何故かと言いますと、恋をしたからです。
嘘です、ごめんなさい。でも恋をしてにやにやするのは結構ありがちだと思います。妄想度が増しますから。
話を戻すと、シロさんが私の、文章の、あの、その、はい、言及してくださったからです。
ありがとうございます。なかなかピンと来ませんが、心にしかと留めておきます。

ところで、来月で猫のニーナさんをお迎えして一年の運びとなります。
何のひねりもない感慨ですが、早いものです。
この十一ヶ月の間に、猫に関する飼育書やエッセイ、小説などを多く読みました。
特にエッセイに関して思ったことは、総じて猫飼いさんは猫さんについて語りたくなるのだなということです。
犬好きさんや犬飼いさんんはそのあたりどうなんでしょう。
という私もニーナさんについて語れと言われたらそりゃもう止まりませんよ。覚悟してください。
夏なのに一緒に寝たがるのは何故ですか、ニーナさん。暑いです。しかも最初はブランケットの上においでなのに、途中から潜り込んでくるとは何事ですか。暑いです。
更に朝起きると中央にいらっしゃるのはどうした訳ですか。昨夜はベッドを半分こしていたではないですか。
それだけならまだしも、あなたが先に起きた朝、私の顔をぱしぱし叩いて覚醒を促すのもどうかと思います。顔は乙女の命です。女同士、それが分からぬはずはありません。しかもなかなか私が起きないからといって爪を立てるのはおやめなさい。
しかし当初は目蓋を「とんとん、とんガリっ」だったのが今は唇ノックに移行したのはさすがです。さすが、私です。ある朝、目を開けたら爪のどアップでしたからね。あの日の食前のお説教が利いたのでしょうね。なんてお利口なニーナさんなんでしょう。今日も私の唇は血の味がします。吸血鬼の友人を募集中です。
さて、お忘れの方も多いことでしょうがニーナさんの本名はニナルウです。お食事どきは必ずフルネームでお呼びするとどこで何をしていても「みゃっみゃっみゃっみゃっ」と走ってらっしゃいますね。迂闊に普段フルネームで呼べやしません。そして決まった時間の三十分前にフライングするのはおよしなさい。意地汚い様で感心しませんよ。
それより何よりニナルウという珍妙な名前であちこちに登録されていること、わたくし多少なりと悔いております。
避妊手術の折りに、この際だからとデータチップも埋め込みました。正式な手続きを終えた一週間後、上質紙に美麗な装飾の通知兼認定証が届きましたよ。ハガキで。
「個別番号〇〇〇〇〇〇/個体名ニナルウ」
ああ、なんということでしょう。ミケとかタマとか色々やりようもあったでしょうに。
ニーナさんのお具合が悪そうな時、動物病院に電話すると、私が私の苗字を名乗っただけで、
「ニナルウちゃん、どうされました?」
と聞かれてしまいます。
ああ、ああ、もはや手遅れです。病院の診察券もワクチン証明書も(恐らくカルテも)すべて「ニナルウ」と明示されています。まざまざと。
なのに本人は食事の合図ぐらいにしか思っていないのですよ。何ということでしょう。どうにも悔しいので、
「ニナルウ、ニナルウ、今日は何たべるう?」
と聞きながら毎日おなじカリカリをお出しします。所詮は猫さんの浅知恵よ。おいしそうで何よりです。私もそのお姿が実は本当に嬉しゅうございます。
そんなニーナさんですが、幼少期、生まれて三ヶ月の頃はやたらとちやほやされておりました。動物病院で。
「モデル体型ですね!」
「見るからに女の子で可愛いですね!」
「これは美人さんになりますよ〜」
いま思えば良くあるお世辞だったのですが、私も普段から普通に可愛いと思っていたので大して動じませんでした。
それが結果的には良くなかったのです。
一通りのワクチンを打ち、有り難いことにそう頻繁に病院を訪れる必要もなく、生後十一ヶ月で避妊手術を受けることになりました。
そこで看護師さんが仰いました。
「ニナルウちゃん、モデル体型でしたが……太りましたね……」
まじですかと言いかけました。
「あと〇.二キロで肥満です、ニナルウちゃん」
それ、もう肥満じゃないですか。実質的に。
「避妊手術後は空腹感が強くなりますから大変だと思いますが、ニナルウちゃんと一緒に頑張ってくださいね」
ありがとうございます、看護師さん。でもはずかちいからあまり連呼しないで。
現在、ニーナさんは無事に標準体重をキープしております。ダイエットは容易いものでした。それには以下の理由が大きく作用したと思います。
ニーナさんはちょっと吐き癖があるのです。
ニーナさんのその日の体調と食事の量の加減を見誤ると、すぐ吐き戻してしまい、一日絶食ということもこれまでに何度かありました。ごめんなさい。
だから時間を置いて少しずつお出ししているのですが、ニーナさんは満腹感は得られず、一日中みーみー鳴いたり私の食事ハンターと化します。
特に夕食後は何が悲しいのか家中をうろつきながら声の限りを尽くして鳴き続けます。余計おなかが空きますよと諭しても、こればかりは伝わりません。それはもう必死に鳴きわめいています。ご近所にもご迷惑でしょうし、まるで私が満足にごはんを与えていない残酷無比な飼い主のようではありませんか。
ニーナさんからすれば実際そうなのでしょうが、なんと人聞きの悪いことでしょう!
しかし誰がどこで何と言っていようとニーナさんのご健康の方が大事です。心を鬼にするとはまさにこの状態です。
それにしても避妊手術後の空腹感とはいつまで続くのでしょう。
疑問に思い、獣医さんについでの際にお伺いしました。お医者さま、ちらりとニーナさんをご覧になり、
「個体差もありますが、ニナルウちゃんは骨格が小柄なので一生かもしれませんね」
何ですって?
避妊手術と骨格と小柄と空腹の関係性がさっぱりぽんですが何ですって?
一生って長いと二十年ぐらいですか?長生きしてほしくて避妊手術をしたので、だから、つまり、あれがこうで、そうなって、この状況が暫定二十年ですって?
仕方がありません。私も長生きしてお付き合いしましょう。
ニナルウなんてハイカラな名前をつけた時からこうなる運命だったのです。
ニーナさんが老いて食が細くなればそれはそれで悲しみ切なく、今を懐かしむことでしょう。
それまでまだまだ時間はあるようですから、思うさま鳴きわめいてください。傲岸不遜でいらしてください。
今日も一緒に眠りましょう。
と思った日に限って一人寝になることには、もう慣れました。まったくもって、慣れましたとも。ええ。

180818 2202
一言


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この現象は私だけではないと思いますが、大抵、あと一歩なんですよ。
正確に言うと、指一本。
人差し指があとちょっと長ければなあ、というくらいの、あとちょっとなんですよ。
何気なくベッドの真ん中あたりに置いた本とか、ちょっと高めの棚に置いたファブリーズとか。
本当に、あとちょっとなんです。
これ、マーフィーの法則とかにあるんでしょうか。洗車したら雨が降るんですよね。それに極めて近い。
いや、分かっています。立ち上がったり、踏み台を使ったり、とにかく動くなり工夫すればいいんですよね。
それが面倒だから困ってるんですよ。必死に手を伸ばしてるんですよ。孫の手ってよく考えると便利ですね。あればあったで「くっ、あと少しなのに届かん」となるか、孫の手を取るのに難儀しそうですが、ちょっと購入を検討したくなりますね。あまり続くと。
比喩でも何でもなく現実の話として書きましたが、気持ちの問題としても当てはまる気がします。
あれができるようになるには、あとちょっとかもしれない。そんな心境ってよくあると思います。
そのあとちょっとに躊躇いが生じるんです。
何となく億劫だったり面倒だったりもありますが、「あとちょっと」なのにできなかったらどうしよう、という失敗への恐れなんでしょう。
「簡単だからこれやれば?」と勧められても、あなたの簡単は私には必死だったりします。
「みんながやってるからやったら?」と変な顔をされても、みんなの普通は私には違和感の塊です。
やりたいことですら、「あとちょっと」でやれるかもしれない、やれそうなのに、やらないんですよ。
そんな人間がそうそう飛び出せるものですか。
聞いた話によれば、やる気というものは実際に行動してから沸き起こるそうです。脳の科学ではそう言われているとか何とか。
あれ、じゃあ、あとちょっとをやらないのは何だか理に叶っていませんか。どうなんですか。
たぶん、そこは成功体験がどれくらいあるかが影響してくるのかもしれません。適当に思いました。今。
でも案外、的をかすめているかもしれないですよ、これ。
成功体験が多い人は成功が快感だと熟知しているでしょうし。
自信がある人も同様かなという気がします。
逆に「もうちょっと」もやれない人間は「どうせもうちょっとやってもダメだろう」と信じているんです。実際にどうかはともかく、もうそうとしか考えられないんです。
百も失敗したなら、あと一の失敗くらいどうってことないでしょ、というのは、それこそ自信家の論理です。
あと一の失敗が怖いんです。また失敗したと呆れられるのも、努力が実らなかった現実も怖いんです。
勝者は勝利に慣れているかもしれませんが、我々敗者は決して慣れるということがありません。
脳科学とか普通の人の話とかどうでもいいので、放っておいてください。あなた方はあなた方の素晴らしい話でもしていてください。私の前ではなく、然るべき所で。
努力が大切なんてことは知っています。
努力はしてきたつもりなんです。
でも実らない人間もいるんです。
本当にあとちょっとだったんです。
立ち直るまであとちょっとだと思って、放っておいてください。

180815 0005
一言


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この夏はゲームの「デトロイト」が熱いのです。熱すぎるのです。
ただでさえ発熱気味のps4本体も私の望みを叶えるべくフル稼働で燃えたぎっています。
このままではいずれps4ハードとともに焼身心中をしてしまいそうです。なかなかハードな最期ですね。
さて、この「デトロイト」について少し語ります。前にも語った気がしますが細かいことはともかく改めて。
簡単に言うと「アンドロイドが変化(ゲームでは変異と呼びます)し人間の様な感情、情緒を持つ」というストーリーです。
アンドロイドものとしては使い古されたネタだと思います。作中でも『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』がメタ的に登場したりしますし。ほんの一瞬。話は逸れますがこの『アンドロイドは〜』っていうタイトル、格好いいですよね。読んだこともなければ「ブレードランナー」も見たことはありませんが何か一昔前の翻訳の良さは色あせないものだなと感心しきりです。読んだことがなくても好きなタイトルです。何だかごめんなさい。
話を戻すと、「デトロイト」の日本での発売は五月後半だったと思います。洋ゲーということもあり、あまり売れないのではという読みはどこへやら、徐々に売り上げを伸ばし、そろそろ十万本突破とか言われているようです。洋ゲーにしてはかなり売れているらしいですね。私の感覚では「百万本くらい捌いているのかと思ってた」が本音です。そもそも和ゲーでも何万本売れた、とかは気にしないので、何だかもう本当にごめんなさい。でも何億本売れても私が買ったのは一本ですし、その一本が傑作ならばそれで良いのです。このゲーム最高!わあい!はい終わり。です。
ちなみに私がこのゲームを購入したのは七月に入ってからでした。六月中に評判を聞くようになり、お財布と相談したタイミングが七月だったのです。このゲームの面白さを知っていたら食費を極限まで削りまくって即購入していたと思います。情弱の強みという逆説は讃えられよ。
で、ゲームを始め、あっさり夢中になり、今に至ります。既に五周ぐらいしました。分岐が多いわりにうまくルートを選べば初回の一日でベストエンドを見られたりします。しかもベストエンドを見てもほぼ確実に鬱エンドも見たくなります。作りこみのすごさに圧倒されます。それが売れる原因の一つでしょう。ゲーマーであれば尚のことです。トロコンを目指すなら数周必須ですし、その分だけ入れ込んでしまいますしね。
しかしです。一部の層にはそれ以外の理由があります。
「コナーくんペロペロ」「マーカス中二乙なのにかわいすぎて草」「カーラがまた…ふむれ(おるず)」
最後の一つはちょっと余計ですが、要するに腐女子に予想以上に受けた様です。
受けた様ですって他人事みたいに言っている場合じゃないです。かく言う私もその一人。
私の場合は、その頃たまたまTwitterを始めていたのも拍車をかけました。元々は「ライフイズストレンジ」をもりもり書こうと思って、そのためにアカウントを取ったのですがね、まあ何というか、スケキヨの如く沈んだのです。「デトロイト」の世界に。ところで最近は「はまったジャンル」を「沼」って表現するんです……よね?合ってます?しかしどこから来たのですか……沼……やっぱりスケキヨ?
Twitter上には「デトロイト」だけでも様々な萌え要素が流れては消えていきます。「えっ、そのキャラとそのキャラ、フラグ立つの?」と思ったら完全捏造だったり、それが大人気だったり、しかも発祥は本国アメリカだったりします。世界的なデトロイト腐現象です。その中で嘘を嘘と見抜く(以下略す必要なし)ためにはやっぱり原作のゲームをやりこむしかありません。
だけど書きたいのです。
いま書きたいのです。
(最近は、五周したんだもんもう良いじゃないと開き直っています)
という訳で自分でプレイしたゲームの知識と萌え情報を頼りに書いているのが現状です。
ついでにpixivの作品も読みます。
前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
公式が寛容なおかげで「デトロイト」勢はかなりオープンに腐な作品をTwitterなどに上げている印象があります。
それ自体は何ら問題はありません。
ただ、そうした作品(特にぱっと目に入る一枚絵や四コマ)を読んでいて、かなり初期から感じていたことが一つ。
「腐というよりショタ?」
これです。あまり大きな声では言えませんがこれです。
「デトロイト」は前述の通り、かなりはしょって言えばアンドロイドが人間になる話です。
作品はそこそこ殺伐としているので、二次創作はいわゆるアフターストーリーが九割を占めます(大ざっぱな観測)。
アンドロイドが人間世界に受け入れられる平和ルートが一応のベストエンドなので舞台としても最適ですし、原作に辛いことが多ければ多いほど二次創作では幸せにしてあげたい……コナーくんペロペロ……わかります。よーくわかります。
が。
「これまでアンドロイドだった存在が感情を持ち対等な立場を得たものの、人間社会や習慣については無知だから、人間が色々おしえてあげる」
こうした作品がてんこもりの現状、それが「腐よりショタ?」と思ってしまう所以です。
もちろん、二次創作なんですから好きなことを描いたりしていいんです。私も喜んで鼻息荒く読みあさっていますし。おすし。(言ってみたかった)
とはいえ、おなかいっぱいというのも正直なところです。
腐のショタ化、女体化、獣(もふもふ)化、乙女化は今に始まったことではありません。
(そういえばショタではなくバブみって言うんでしたっけ?もう私だめかもしれない)
人間×元アンドロイドの組み合わせが圧倒的なので、自然な流れでもあると思います。
単純に、私が、「攻めが無知な受けに教えてあげる」といったシチュエーションや作風を好まないだけかもしれない……アビスやガンダムでも散々知能的にショタ化されたルークやティエリアへのレッスン的な話はやや苦手だった様な思い出が……いやいや、やはり供給過多なんじゃないでしょうか……それとも需要とのバランスはばっちりなのでしょうか……どうなんでしょうか……そのへんどうなんでしょうか……。
とりあえず深呼吸して落ち着きなさい。私よ。落ち着くのです。
「デトロイト」の元アンドロイドは感情を持っても肉体や性能に変化はないため、そこで煩悶する話も多くあります。俗な言い方をすると付けるか付けないか、その前に恋はしても性欲は持つのか持たないか。
肉体と感情と本能を切り離したところから始めて、ああだこうだして、どこかしらに着地する。
そういう葛藤のある話が好きなのでもっと増えればいいなあ、というだけのことです。
私の書く「デトロイト」二次創作は、今のところまだエロスに立ち入っていないせいもありましょうが、「元アンドロイドが世界の広さに驚いて、何でも自分で知りたがって、理屈ではなく実感を得ていく」ことに重きを置いています。一応。一応は。
だから甘々でも何だか距離のある話になりがちだったりで、そこは「教えてもらう」ことに踏み込んでもいいのかなあと悩みもします。
でも、そろそろ二次創作小説を書きはじめて十作ぐらいになるのですが、元となる作品やテーマやモチーフは違っても大体いつも同じことを書いていることには気づいていました。
結局、自分の中でずっと眠ったり目覚めたりしていたものが外に出ていくということなんでしょう。
つまり、そういう話を書いているんだと思います。
カップルにするのは、違う視点を交わすために他者が必要だからです。
自分の世界を他人がノックすることはあっても、他人が作ることは、ない。
それぞれ別の世界だけどほんのちょっと交わるところで分かちあう。
という話を書いていきたいので、「教えてもらう」という素直さや謙虚さを許すこと自体、難しいのでしょう。
何か批判めいたことを書いてしまいましたが、「腐のショタ化」も実際は嫌っていませんし、可愛いですし、読みふけっていますし、イイネ!しますし、ブクマもしますし、コナーくんペロペロですが最萌えはマーカスです。
マーカスやコナーをはじめ、モデリングを担当した俳優さんは映画や海外ドラマでも活躍しておいでです。コナーの相棒ハンク(ハンコナで有名)を演じた方は「ショーシャンクの空に」など結構有名作にも出演しています。映画、海外ドラマがお好きな方にもそうでない方にもオススメですよ。「デトロイト」。結論はこれではないはずでしたが締めはこれで。

180813 0028
一言


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