一言なのに長いのだから作文はなおさらだらだら、
そのてん手しごと感想お知らせはだいぶん短め。


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BOOTHは危険地帯である。
pixivのBOOTHはあまりに危険な地帯である。
それを実感して約三ヶ月。
何度でも書こう。それはそれは危うく険しい地の帯である。
グッズは「実物を見たいから」と我慢できる。
だが旅行記や画集はどうにもこうにも絶えがたい。
好きな既知の作家さんであれば同人誌すら迂闊にもたやすく買ってしまう。
(高河ゆんの同人誌が家にいながらにして手に入る時代なのよ……選択肢なんて存在しないも同然)
ツイッターで「この方の絵や写真、素敵だなあ」「個展、行きたいなあ」と眺めていたら「本にまとめました!」ですって……ツイッターも罪の引き金ということよ……。
同人イベントはほぼ行かなくなったが、そもそも私が顔を出していたのは二次創作が主。
BOOTHでは一次のお宝にざっくざくと巡り会える。
届くまでに半月ほどかかろうとも不平すら浮かばず待ち焦がれていられる。自分でも不思議。
届いた本をのんびりと眺める時間が至福だ。
BOOTHは危険地帯である。
だが楽園でも確かにある。
だからこそ純然たる危険地帯なのである。

190910 0109
一言


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2020年のほぼ日手帳をロフトで買ってきた。
カバーは今年のドラえもんと、数年前からの革を続投予定なので、ひとまずweeksを二冊とプランナーのみ。
weeksのうち一冊は東京タワー。
柄の出方が異なるため、店員さんにお願いして在庫から選ばせて頂いた。
(ロフトでのほぼ日グッズ購入手順はサンプル横に置かれている商品札をレジに持っていく形式。よって実物を見ても実際に細かな違いのあるものは完全に運まかせで、その点はネット買いとあまり変わらない)
店員さんも比較的お時間に余裕があったのか、「これとか良い感じのパターンですよね。あ、でもそのぶん上の方がちょっとバランス悪いかも?」と一緒に悩んでくださった。単純に嬉しい。
三分ほど迷って、ではこれ、と決めた。
来月(だったかと思う)に出るシュタイフベアのweeksも購入を検討しているから、オリジナルの本体はそのときに買うつもり。
私の手帳の布陣は、オリジナルに日記、プランナーに趣味の雑記(本の感想や手しごとの進捗など)、weeksに猫の記録、持ち運び用weeksは予定を、と、これでだいたい安定している。
これにここ一、二年はweeks MEGAを追加してゲーム日記に。
ゲーム日記はゲームをしない日は書かないわけだが、その他のものは夜の一時間ほどを日記の時間としている。
ただし、そちらかも書かない時期はまったく書かない。
そしてその年が終わったら読み返すことはほとんどない。
完全なる自己満足だが、むしろ自己が満足しなければ日記など書かない気がする。
文字を書くことが好き、文章を書くことが好きだから日記も途切れがちながら学生時代から続いている。
読み返しはなくても日記そのものは保管している。実家にもひっそり眠っている。
いずれ老いたとき振り返りの楽しみになるかもしれないし、そんな暇があればやはり何かしら書いているのかもしれない。
というようなことを、この時期は、なんとはなしにぼんやり考えている。

190904 2322
一言


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片づけついでにマステを発掘し、戦慄した。
これだけの数、たとえ一生をかけても使いきれるとはとても思えない。
だが!しかし!
可愛い!
どれもこれも可愛い!
それだけは断じて言える。可愛い!
購入したときの私もそう思ったはずなのだ。可愛い!
表現は異なれど、身のまわりにある大抵のものはそういった肯定的かつ盲目的な感情によってレジに運ばれ、いま手もとに存在するに至る。
違いがあるとすれば、使用されているか、放置されているか。
残念ながら私は後者に寄りがちだ。でないと積ん読などまず起こり得ない。
しかもまずいことに、この癖をあまり悪いこととも実感できずにいる。
だって可愛いんだもの。やはり好きなんだもの。
いつかは読みたいんだもの。楽しみなんだもの。
言い訳は却って拙くなってきているのだけれども、これぞ洗練の極みよとほくそ笑みながらひとまずはマステをうっとり眺めなおす。
なかなかお盆にふさわしい感慨である。

190816 2253
一言


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ぼやっとしていた。
いろいろなことをさぼり気味にしていたけど、そろそろ復帰したいところ。
というわけでこちらも少しずつ何かしら書き留めていきたいな。

190812 2222
一言


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久しぶりに友人と外出。
小江戸の街をぶらぶらと散策していたら、古着物や駄菓子が並ぶ横町のはしっこにヴェネチアンガラスなどを使ったアクセサリー屋さんに出くわした。
白人男性が店番をしていた。どれも私が作った一点ものだよ、と巧みな日本語で説明してくれた。
特におすすめとの作品はさすがに素敵だったけれど、その分お値段が張る。まさに目に毒。
しばらく吟味して、ブレスレットとヘアピンを購入することに。あわせて千円ほどなのにとても美しい。
会話は達者でもやはり数は難しいのか、お会計の時は電卓で数字を確認させてくれた。
その際に、どちらのご出身で?と聞いたところ、フランスとのこと。
日本に来てもう十二年。ずっとこうして作っては売って暮らしているらしい。
どういう思いで日本へ来たのか、ものづくりはもともと得意だったのか、何だか聞きたいことがたくさんあるような気がした。
でも、ただ、とても綺麗なアクセサリーで嬉しい、ありがとう、とだけ言って場を去った。
当たり前のことなのだけれど、ひとりひとりに人生がある。もっと現実的な表現をするなら、事情がある。出自がある。選択がある。きっと挫折もある。
生まれた国を遠く長く離れてきらきらしたもので生計を立てる彼は、心の中でも日本語なのだろうか。
なんとなく、そんなことを思ったりした。店じまいの後に日常的な安らぎがあれば良いな、とも。

190619 2235
一言


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雑記帳

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