まず、内側の糸始末を適当に済ませてから、そこらへんにあった端切れを引き裂いてつくったリボンを通していく。



最初は1ヶ所だけで充分かなと思っていたが、最終的にスニーカー風に通しておいた方が良いと判断。



きゅっと結んで完成。
何回でもほどいたり、結びなおしたり、リボンをかえたり、汎用性は高いかもしれない。
画像では平おきの状態で結んでいるけれど、二重で髪をまとめてからリボンを結んでも良い仕様。もちろん、左右上下10時方向、どの位置にリボンが来ようと自由。
いったんスニーカークロスのところをゆるめてから結ぶことだけが鉄則かな。



後ろから見るとこんな感じ。



リボンを隠すこともできる。もっこもこなので。



これくらいの大きさとボリューム。
シュシュじゃないみたいだけど、シュシュなんです。
リボンで結ばなければならないけど、シュシュなんです。

自分の髪を実験台にしてみたところ、現在、私の髪の長さは肩につくくらいなので、二重にすると勝手にシニヨンの様になった。たっぷりすぎて髪が見えない。
それなら最初から簡単なおだんごを作って、それにこのシュシュを二重にせずかぶせるようにして、お好みの位置でリボンを結ぶほうが良いのかも。
それにしたって重さは変わりませんが……ああ……。

思えば何かおかしいとは感じていた。
シュシュなのに40gの糸をほぼ使いきりそうになるなんて、何か間違っているに違いないと。
そしてすべてが終わった時に気づいた、このベージュのツイードの糸が絹100%だったこと……そう、思いきってユザワヤでダイレクトメールの割引を利用しても高かったんだよなあ……。
黄色の麻糸がそのぶんお値打ちだったので良しとしよう。

しかし、今回は明らかに失敗したのだが、改良すればこのデザインは可愛い。と、私みずから思う。
手順などはそのままに、試行錯誤して納得のいくものを作りたい。きっとできる。まず何よりかにより編みすぎなければ何とかなる。

見た目がおいしそうな、こんな風なシュシュの模索は始まったばかり。すべての道は失敗より通じる。


使用糸:セタツイード(パピー、シルク100%)30g、亜麻糸(ハマナカ、リネン100%)70g(約3玉)ほど。
使用針:かぎ針6号。
裂き布:コットン100%。
その他:髪ゴムは太め。リング状。
編み方:ヘアゴムを筒状にくるみながら方眼編み。鎖2目に長編み4目が基本。長編みの配置などはランダム。
制作時間:賞味5日ほど。


150902 2131
手しごと、かぎ編み(シュシュ)


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