今回は片方だけ編んだ時点で、規定サイズだと自分の足には微妙に合わないのかもしれないと気づいた。
というわけで、もう片方は自分の足の幅や甲の高さに沿わせるべく調整しつつ編んだ。といっても大したことはしていない。本来は4目を編むところを3目にするとか、全体的にゆるめに編むくらいの手ごころ。



むかって右が規定サイズ(図案どおり)、左がわたくしサイズ。
お分かり頂けるだろうか。左の方がつま先に余裕がある。



プリエしてみると、やはり規定サイズはちょっときつい。画像では伝わりづらいだろうが、かかとの位置も惜しいところで合っていない。
靴下はかかとが命のひとつ。ここがすんなり行かないと履きごこちがよろしくない。
なので、片方はかかとをゆるく編んで、そのぶん、そこから上がる模様は目数を少なめ調整したという次第。でないと、多分だぶっとしてしまう。



締めるべきは締め、柔くすべきは柔く。
と思っていたら、かかとの留め方を失敗していた。



穴が開いてしまっている。慌てず騒がずそのまま編み続けて、最後にひっくり返して適当に針を使って繕う。



問題ない、はず。はいた感じでも違和感は特になかった。
ミトンの指部分とか、こういうパーツをつなげる作業が苦手です。精進せねば。



はき口はこんな感じ。シンプル。

ゲームや読書に浮気しつつのんびり編んでいたので完成まで1ヶ月ほどかかってしまった。
が、集中してやれば多分5日くらいで編めそうだと踏んでいる。

今回はじめてかぎ針での靴下をきちんと編んだのだけれど(過去に片方だけとか、棒針で模様重視の実用性のないものは作成ずみ)、なんとなく要領はつかめたと思う。
途中で気づけたこと。甲の部分は逆に目数を少し増やしてみた方が良かったのかもしれない。正確には、甲の部分だけ目を増やし、足裏はいじらず。私の足は甲高なのでゆとりが必要なのだと当たり前のことに思い至った時は手遅れだった。反省点として今後の作品に活かす。
以上の点をふまえ、うまく工夫すればいくらでも応用できそう。
とりあえずはルームソックス風の、甲が隠れるか隠れないかくらいのサイズのものを編んでみたい。はき口とかかとを同色で変えたり、ルームソックスだと思えば好きなだけ自由にやれそう。透かし編みではなく畝編みにするとか、素朴に方眼編みだけとか、慣れてきたら模様の編みこみもいけるのではないか。
靴下は季節を問わず編んでいられるので、これからもどんどん挑戦したい。何しろ消耗品になってくれるところが一番うれしい。
憂慮すべきは洗濯かな。ざぶざぶ洗っても縮まなければ助かるけど、こればかりはやってみないことには何とも言えない。


使用糸:綿100パーセント。
使用針:かぎ針3号。
サイズ:かかとからはき口まで17センチから18.5センチ。
参考レシピ:フェリシモのクチュリエ、ノスタルジックなかぎ針編みの靴下。
制作期間:約1ヶ月。

150612 2126
手しごと、編みもの(かぎ編み)


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