前の記事で書いたイケメン３人衆からの依頼でナインだけ達成数に満たないらしく(スーパーレアのミスリルランスなんて普通は差し出したくない)、そこを穏便に済ますための措置。
演習の名称からして「ナイン救済作戦」とは、もはや尋常ではない。慌ててプログラムを組んだのか……。
今回の討伐演習では必ずミスリルランスが落ちるよ！というデキレース。実際、レベル３ぐらいでドロップしたが、ナインへの愛に逆らわず既に奉納ずみの私にとっては単純に新たな武器の収穫でしかなかった。
その後もレアものがちょこちょこ落ちるのでがんばったが、あらかじめ開示されていた討伐成功報酬がちょっと地味だったのと、ミスリルランスさえゲットできればそれでいいやという候補生が多かったらしく、失敗という結果に。なにごともモチベーションが大切、その事実を運営には深く受けとめてもらいたい。
そもそも、このナインの依頼の顛末に問題があった。
いわく、
ナギの使っているミスリルランスとナインの槍(詳細は不明)を交換してみた。
そのあまりの軽さに驚いたナイン、ふざけてちょっと投げてみたら飛んだまま返ってこない。
クイーンに相談したところ、かなり低確率ではあるもののミスリルランスのレシピをモンスターから入手可能とか。
が、ナギがナインの槍を持ったまま遠征に出ているのでナインは現在、丸越し状態。戦いに行けない。
俺のかわりにちょっくらミスリルランスのレシピとってこいよコラァ……。
さすがのナインもちょっとコラァに力が入っていなかった。
いや、素直にナギに謝ればいいじゃん、などと諭すのは野暮というもの。
しかし候補生、つまりプレイヤーの多くはそんな貴重品をそうやすやすと差し出したくない。報酬がナインの擁護５つというのもあまりに微妙。ナインが好きでなければ素直に従えません。
結果、イケメンイベントのうちナインのみ閑古鳥状態。
困り果てた運営がナギを操作。
ナギいわく、
ナインがちょっと困ってるみたいなんだよね。
かわいそうだから僕が適当にベヒモス用意してきたよ。
ミスリルランスはそのベヒモスの群れの中に絶対に入ってるから、がんばって探してやってね。
ああ僕ってなんて友達おもいなんだろう！
じゃあミスリルランス、そのままナギが持っていけばいいんじゃないかなんて突っ込んではならない。
どうしてナギの武器がミスリルランスなんだよとかも考えてはならない。
すべてはクリスタルの意志です。この討伐失敗すら螺旋に巻きこまれた砂塵のようなもの。
アギト候補生は、この、常にどこか破綻している調子にうまく乗らざるを得ないよう仕組まれている。
私もこれがエイトとかのイベントだったらスルーしたんだろう。ナインならしょうがないね。
そんなこんななアギト、更に本日から新キャンペーン開始！
「みんな……ごめん！」
もう起動できるよキャンペーン(第一弾)
運営のマキナの扱いに悪意を感じる。謝罪代表を強いられているマキナが哀れだが、同時にこう、妙な苛立ちを覚える。何故だろう……マキナだから？
ちなみに起動できるよ、とは、iosでアギトをプレイできたりできなかったりはプッシュ通知設定の不具合云々だったそうで、今は修正したから起動できるよということらしい。よく分からない。
で、起動できないからとアンインストールしてしまったり放置している人に教えてあげてほしいと。
「僕だけじゃ無理だな、みんなからも教えてあげてほしいんだ」
ということらしいが、やはりよくわからない。
プレイヤーの数が減ったのは不具合だけが理由じゃないという事実も深く受けとめるべきでしょう。
いや、私は楽しんでます。面白いです。
けれど、それはもともと零式が好きだからであり、また、初のソシャゲだから許容できている部分が大きいのかもしれない。
対応機種の少なさ、不具合の多さ、FFシリーズとしての品質など、総合的に見れば、配信開始からわずか半月のわりには盛り上がりにやや欠けているのが実状だろう。
萌えでカバーできるぶん、私は幸運である。
それにしても、アギト版マキナが上記の如く別人そのもの。
一周まわってこれはこれで、というか、ネタキャラなのねというか、うん……零式であんなにシリアスだったから良いギャップ。萌えはしないけれども、まあ、マキナで萌えたければ零式をプレイすれば問題解決。
アギトではマキナとレムの関係性もだいぶ違うし、あくまでアギトは零式のループのひとつなんだなと認識を新たにし、基本的に別作品である事実を深く受けとめる日々であります。
ナインはそれほど変化がないけれども。だからこその今回のイベントだったわけで……しかし半分以上は大人の事情でした。世知辛いね。
140606 0136
一言、アギト
一言、アギト
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