此処までですが・・・? ※3Uが腐男子 僕たち3Uには公言できない秘密がある。 僕ら3人にしか知らない3人だけの秘密。 僕らは腐男子だと言うことだ。 「あ、ウキ!!内村!!」 そう言って立ち上がってこちらに手を振っている植松が目に入った 僕は後ろに立っていた浮島と視線を交わして植松の所へと行く 今日は未来カップの最終決戦。元僕たちのチームである桃山プレデターと最大の敵アマーリジョの試合だ。 僕たちは母親に無理を言ってこの試合だけでも行かせて貰えた。 ウキも植松も凄く無理を言ったみたいだけどでもこの試合だけはどうしても見たかったのだ。 もしかしたら桃山プレデターが銀河一になるかもしれない試合なのだから。 「あ、翔君だ!!」 植松の隣に座りながらそう言うと彼はどこどこっとグラウンドに目を遣った 彼処だよと指させば本当だと凄く嬉しそうな声で言った。 「でも竜持君はいないみたいだね」 そう苦笑を含めながら言うウキに植松は「いいの」と言った 「だって絶対すぐ来るし。竜持は翔君好きだから」 何を根拠にして言ってるのか分からない発言をした。 それよりもと植松は指を突き出した 「虎太、青砥のこと見過ぎじゃない?」 その発言に僕はばっと勢いよくグラウンドに目を向けた よく見てみれば確かに虎太君は青砥君の事をガン見していた 青虎青ktkr!!!!と僕は身体を前に突き出した。 そんな2人にウキはお前ら好きだなと微笑んでいた。 僕たち腐男子3人の中でウキはあまりこれというメインCPを見つけていないのだ ただ凰壮君が幸せでいれば良いよとの事。 寧ろお前が幸せにしちゃえよマイナーだけど浮凰良いと思うよ? なんて口に出せるわけがないから毎回飲み込んだ。 そうしたのは何回くらいだろうか 「やっぱり竜持は翔君好きだよ!!西園寺さんに翔君とられたくないんですね分かります!!!竜翔最高!!!」 「虎太君も青砥君も行動派だから素直に思いを伝えられないんですね!!青虎青増エロ!!」 「あ、凰壮君高遠さんと話してる。やっぱり凰エリなのかなぁでも竜凰も・・・・うううん・・・」 そんなこんなで腐ィルター全開で僕らはその決勝戦をガン見していた そして試合を見ている中急にウキが口を開いた それと同時に戯けたような凰壮君と怒りが満ちている景浦君の姿が見えた気がする。 「・・・・景凰ありかも。」 僕らはカッと開いた目でいっきにウキを見た。 僕は先を歩く1人の手を掴んだ。 観客席に母と紛れて座っているのが目に見えていたのでどうしても一目会いたかったのだ 驚いたような目をしながら振り向く彼に何処かホッとした。 その目に自分が映ってる、それだけで何処か優越感に浸った 「―――、3人ともお久しぶりですね。見に来てくれていたんですか」 そう言えば3人同時に顔を嬉しそうに歪めた 「そりゃ、抜けたけれど僕たちのチームではあるもん。見に来るよね。竜持試合格好良かったよ」 僕は"格好良かった"と言われて胸が温かくなるのを感じながら「ありがとうございます・・・」と照れくさそうに答えた ((竜持君×植松だと・・・・・・!!!)) そう他の2人が思っているのは知らなかったが2人の視線が何処か痛かった 「植松君達が見に来てくれたからみんな頑張れたんですよ。翔君達も気付いていましたしね。」 そう告げれば何故か彼は満足そうに微笑みながら 「そんなこと無いよ(翔君にかっこわるい姿見せられなかったんだろ?わかるよ」 と言っていた。 「なんだ、捕まえられたのか?」 そう言いながら虎太君が青砥君と凰壮君と一緒に僕の背後から姿を現した その時一瞬ジト目気味な内村君の目がカッと開いた気がするのは気のせいだろうか 「お前らも災難だよなぁ」 そう呟く凰壮君の頭を手の甲で軽く叩いて遣った それを見て和やかに浮島君は微笑んだ 「いいんだ、僕たち役得だし、丁度凰壮君に訊きたかったことあったからね」 そう言いながら彼はポケットからメモ帳とバッグからシャーペンを取り出して凰壮君に迫った 「ね、景浦君と何を話していたの?」 そう好奇心の塊のような瞳で迫られながらも凰壮君は後ずさりしながら素直に答えている とは言っても大半覚えていないだが。 ぎゅっと急に手を握られて吃驚した え、え?え、ちょえ?うううう植松君!!!? と心の中では動揺しつつもなんとかポーカーフェイスを作り上げて 「どうしたんですか?植松君」 と問いかけてみた 彼は一瞬躊躇った様子を見せながらも決心したのか僕の目を見て力強く言った 「翔君とはどこまでいったの・・・・!!!!?」 此処までですが・・・? (竜持は天然鬼畜ドS攻に(植松君の中で)昇格した・・・!) ―――――――――――――――――― なんか内容わかりにくいですねorz |