人食願望

※狂愛・カニバリズム注意




どれくらい喰われただろうか
今何が、何処が残っているだろうか
最近そんな感覚もなくなって来た。
いや、痛みという感覚がない。なくなってきた
途中から無痛症にさせられたのだ
手段は知らないけど

「植松君」
そう声が聞こえた
あ、声が聞こえるということは耳は、脳は残っているんだ
「植松君、お腹すきました。」
また何処かなくなる。そうとっさに思った。
今度は何処がなくなるのだろうか
何処が無くなってももう関係無い気がするが
「植松君、愛してます。大好きです。愛してます。食べたいくらいに」
もう結構食べてるだろ。
なんて突っ込みたいけど声がでない
声帯かどっか喰われてる?
正直よく生きていられるよな、僕なんて何処か遠くで思う
「植松君大好きです。大好きです。愛してます。愛してます。愛してます。」
泣きながらそう僕にしがみつく彼の頭を撫でたくても腕は最初に食べられた
本当に傍迷惑な愛情を受けたものだと思う
よくこいつといられるよね、僕。
何か変な感じがした。
あ、また食べられるんだと理解した
何かを喰らう音が聞こえる。
きっと彼が僕を食ってる音だろう
聞きたくないけど耳を塞ぐことは敵わないからどうしようもないけれど

それでも文句言わない僕は終わっているのだろうか。
彼の一部になれると喜んでいる僕は終わっているのだろうか。
問い掛けようにも言葉を奏でるにさえ至らないけれど



彼を食べ終わったとき竜持は――――

―――――――――――
やっと書けた竜太が狂愛ってどういう事だってばよ・・・。
これも愛の形です。許してあげて下さい。
竜持君の愛が曲がった結果こうなることもあるのかなと思いまして・・・・
勉強のやりすぎとホラー番組見て頭がおかしくなったんですね。よしそうしよう。
本音、痛がる植松君が書きたくなかったので竜持君が何かして無通症になったと言うことにしました。
植松君って痛いの我慢できそうにないし、泣き虫なイメージがあるためです。命拾い・・・・したのかな。
凰壮君だったら少しは我慢できそうなのですがね。
流石に植松君は可愛そうかなと・・・。親に愛されて育ったというのもありますし。
どこが無くなると人間死んじゃうのか分からないので半分以上適当です。
暗くなっちゃうのでやっぱりあまり書きたくないなと実感させられました(苦笑





人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -