許嫁?≡フィアンセ!



どうやら聖川さんは親に決められた女性…つまり許嫁と結婚しなくてはならないらしい
それを彼は何とも思ってない表情で、でも少し寂しそうに私に打ち明けて下さりました
一十木君は「俺だったら嫌だなぁ」と言い、
四ノ宮さんは「お家に縛られるのはちょっと嫌ですねぇ」と悲しそうに言っていました
友ちゃんは「何それあり得ないっ!子供は親の道具じゃないのに!」と怒りを露わにしていました
聖川さんは少し微笑みながらもみんなを気遣っていました
私はこの事を神宮寺さんに相談しました
神宮寺さんは聖川さんが好きらしいです
よく相談に乗ります
神宮寺さんは「俺の一方的な片思いだ」と仰いますが実は違う事を私は知っています
聖川さんは嫌そうな顔をしても実は神宮寺さんが好きなのです
あの寂しそうな顔も神宮寺さんを思っているからなのです
神宮寺さんはそれを聞くと

「少々強引かも知れないが良い手がある」

と微笑んでいらっしゃいました
私は聖川さんを助けて頂くためにお願いしました
神宮寺さんは優しく微笑み

「あぁ、任せときな子羊ちゃん」

と言ってくださりました
私はお礼を言うと自分の部屋に帰りました
ある日、私と四ノ宮さんで、一緒に卒業オーディションを受ける来栖君を待っていました
先に練習しましょうと言うことで練習をしていると来栖君が大慌てでやってきました
別に遅刻というわけでも、集合時間に近いというわけでもないのにどうしたんでしょう
来栖君に聞いてみると事情を教えてくださりました
何でも神宮寺さんの許嫁が出来たそうです
お相手を聞こうとしたら、今度は一十木君が大慌てでやってきました
どうやら聖川さんにも許嫁が出来たそうです
偶然の偶然に私は驚きました
お相手をお聞きしようとしたら四ノ宮さんがにっこりと微笑みながらそれを止めました

「分かりきったことですよぅ」

四ノ宮さんはそう言いながら点と点をつなぎ合わせました
つまり神宮寺さんの許嫁は聖川さんで、聖川さんの許嫁は神宮寺さんだというのです
どういう手を使ったのか私にはわかりませんが、お二人が幸せになれるのなら良かったですとお伝えしました
すると来栖君が

「二人に嫌がらせにお祝いの歌作ってやろうぜ」

と提案してくださりました
一十木君も四ノ宮さんも賛成してくださったので、こっそり寮で練習しました
そしてCDにしてお二人に渡しました
聖川さんは怒ってましたがどことなく嬉しそうでした
お二人共お幸せになってくださいね








許嫁?フィアンセ!




―――――――――――

うたプリの小説を終わるギリギリに書いていましたw
うたプリを見始めたのがジャスコとダムの話からだったのでどうしてもジャスダムにしか頭が回らなくってるようですww
でも一番好きなのはクラシックコンビです!

NOTゲーム!!とは書きましたが某大手SNSサイトにあるうたプリの携帯ゲームは那月ストーリーの友情ENDのみやりましたw
友情ENDは個人的望んでいた終わり方して下さったので満足してもうやってないのですがw
なので今回も実は友情ENDルート的なストーリー進んでいましたw
クラシック可愛いよクラシッk(ry
まぁ男同士の許嫁なんて誰がどうやっても無理なのですがw
もうネタとしてみていただければと思います。




「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -