どうやら翔もじん・・・じんぐ・・・神宮・・・んー、さんに私と同じようなことを言われたらしく、お互い顔をみた瞬間に謝った。とりあえず改めて意見交換をして、真斗に用があったので一旦別れた。




『真斗まじ真斗』

「意味がわからない」

真斗&じんぐ・・・神宮んールーム。名前言いたくない訳じゃないんだよ!思い出せないのさホーシッ。
先日借りた本を返しに来た。面白かったよ、と手渡す。ぶっちょう面で受けとれば、来栖と喧嘩したらしいな?と突かれた。その件については解決したことを伝えれば、お前らが喧嘩すれば俺らが困るから喧嘩すんなって言われた。そんな無茶な、喧嘩のひとつやふたつするよ。人間だもの。

『さて、返すものも返したし帰るかな』

「ちょっと待ってくれないか、聞きたいことがある」

『うぃ。んぁー?歌詞?なるほどね、歌詞アドバイスをしてほしいのね』

真斗は時々卒業オーディションの為の歌詞のアドバイスを求めてくる。私は作曲コースだからうまいことは言えないけれど、まぁちょちょいとアドバイスして神宮寺が華麗に登場する前に退散しようか。


▼連載から抜き取り



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