今日もまた来るのだろうか。彼女はいったいどこから沸き出てくるのかわからないけれど突然現れては僕に愛の言葉豪速球で投げ、そしてさってゆく。正直いって迷惑・・・なのだろうか
『新羅さぁぁぁん!』
どすっと背中にのめり込んでくる感触・・・
「ぐほぉっ!?」
彼女が き た !
高速で頭を僕の背中にのめり込ませる。まるでドリルのように。ぐーっとのめり込ませては離れて今度は抱きつく。あ、胸が背中に・・・むにって。うわぁなんかやだ。セルティじゃなきゃ。
「いだだだだだ」
『新羅さん!会いたかったです!1日会えなかっただけで雅、死ぬかと思いました!』
「本当に君は、神出鬼没だねぇ。いっそのこと死ねば?」
『きゃー!どSな新羅さんも素敵!結婚してください!』
「残念ながら僕にはセルティと言う愛しいハニーがいるからね。断るよ」
『大事になさってるんですね!それなら私をセルティさんと新羅さんの娘に・・・ぐぼらっ』
「いい加減。煩いよ。迷惑だから。それじゃ」
『あぁぁぁん!まってぇぇ新羅さぁぁぁん!』
だから彼女が気になるからとかそんなわけではないはずだ。
▽どSな新羅とか萌える。つかなにこれ
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