はつらい | ナノ






ある意味私にとって屈辱の時間。昨日とうって変わらずかみおくんは騒がしく煩い。深司にアッパーを食らっても煩い。隣で石田くんが苦笑しながらごめんな、と謝ってきた。石田くんは悪くないのにな

「あの、」

ただただ隣に居るだけの石田くんに話しかけてみた。昨日が初対面なのに何故か話しかけてみた。何でだろう。私が初対面の人に自ら話しかけることはしないのに。
なに?と大きな体を屈めて目線を会わせてくれる。どうして隣にいるの?と素朴な疑問をしどろもどろで聞いてみた。

「うーん、」

何でだろう、
ほにゃりと笑った石田くんを見て、久々に胸がきゅんとした




▼い、石田夢じゃないです、よ!←あくまでも深司です!






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