名前の鼻先に付いたホイップクリームを舌で舐めとる。瞬間、名前は顔を真っ赤にしてばかばか、と軽く叩いてきた。なんだこの可愛い生き物は。今日は俺の誕生日で所謂御誕生日会を名前が開いてくれた。部活の皆もやってはくれたから今は名前と二人だけの誕生日会でまぁ、ナニをしても許されちゃうような状況な訳で。別に下心がどうとかじゃないけど流石にあんなにベタなプレゼントをされたら下心フラグびんびんなんだよな。私がプレゼント!なんて自分に赤いリボンを巻いて顔を真っ赤にして抱きついてきた。

「こじろーは嫌だった?」

名前という名のプレゼントを貰い処理に困ってあまりにも微妙な反応をした俺を不思議に思ったらしく眉を八の字にして顔を覗き込んでくる。あわよくばこのまま押し倒して自主規制がかかっちゃうようなことをしたいが明日は学校もあるしここは我慢して、健全な男子中学生として嬉しいよ、と笑いかけておこう。

「そ、う?よかった、」





▼佐伯happybirthday!
 間に合った!







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