「帰れ」
「いーやーあー、」

花宮に無理やり起こされてもなお籠の上から退こうとしない名字。これでもかと言わんばかりに籠を蹴りまくっている花宮、負けじと落ちないように踏ん張る名字・・・シュール過ぎる。じっと、にらみあって舌打ちをした(花宮が一方的にだけど)
名字が非難の目を向けてきたので逸らしていると、じゃーもーさ、猫女さん手伝ってと言って、ね、と楽しそうな顔をしている原が名字に笑いかける。うん、と首を縦に振ってがんばるよ、と目を輝かせた(気がした)

「せとくんのためにぃー、!」

やめてくれ



((すっげぇ睨まれてる))
(・・・・・・)



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