▽黄瀬さん家の涼太くん▼例えば出会っていなかったらだとか、そんな哀しくなるような例え話をしないでほしい。今があるんだからいいじゃない、と言えばそうッスね、と苦笑が帰ってきた。今の幸せが不満なのか、私はそんなことない。涼ちゃんと一緒にいられればもう死んでもいい。大袈裟かもしれないが私はそれぐらいに思っている。だがしかし、彼はどう思っているのかわからない。きっと聞いたって教えてくれない。でもまぁいっか。私達が相思相愛なのは、なにがなんでも変わらないのだから。 人気急上昇中のBL小説BL小説 BLove - ナノ -