みみず腫が出来ていた。どこかで擦ったのか、細くて長いのが、ぴーっと腕に入っていた。それに気づいたのは名字さんでなんだかよくわからないが擦られた。

『痛い?』

「いや・・・、そんなに。というかみみず腫ってそんなに丁寧に扱うものじゃないと思うけど」

『でも怪我は怪我だよ。包帯巻く?』

「だ、大丈夫」

すかさず包帯とテープを出して僕の腕に巻こうとする。それを止めていたら奥の方でキャプテンが苦笑してるのが見えた。


スパーク、サイダー
(そんなに大袈裟なものじゃない)





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