風邪が移ったら | ナノ
寝かされる

寝室に無理矢理戻されて布団の上でごろごろしていたらいつのまにか寝ていたらしい。目を覚まして横に目をやるとなまえが気持ち良さそうに寝ていた。手に温もりを感じで今度は手に目線をやれば、しっかりと握られていた。手汗をかいた僕となまえの手、近くにあった布巾で拭きたかったがこれまたガッチリだったので諦めた。今だぼぅっとする頭、熱はそこそこ高いらしい。ベタベタしたからだ、霞む視界。まだ寝たりないだろう僕の意識はだんだんと沈んでいった。




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