『俺、奉太郎が好き』

「は・・・、」

ノートを書く音が止む。案の定の反応だった。しかし、ふっとまたノートを書く音が響く。あれ、
頬杖をついて奉太郎を見つめる。それは、と奉太郎が口を開いた

「冗談、か?」

『んにゃ、本気かなー』

「そうか。」

『ん。』

「・・・・・・なら、付き合うか」

『は・・・、』

抜かった。てっきり気持ち悪がられるかとおもっていたのに。

「どうする」

『え、と・・・』

「なんだ。」

気持ち悪くないのか?と聞けば不思議とな。って
たまたまだ、と奉太郎が笑った。





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