俺は彼女、チタンダさんに【知りたがり】というあだ名を命名しよう。

チタンダさん、もとい千反田さんはとても知りたがりだ。死にたがりじゃないぞ、知りたがりだ。「私、気になります!」・・・これだ。これは完璧に知りたがりだな。俺も奉太郎も出来ればあまり関わりたくない系女子に部類される、はず。因に俺はまやか樣も苦手だ。うぬぅ。
ぎゅっと奉太郎の右手を握る千反田さん。これはあれか、

ぎゅ

「何してるんだお前は」

『え?いやぁ、なんか左手開いてたからつい』

近寄っていって奉太郎の左手を握った。見事に振り払われた。ひどいやつだ。





前:次│一覧トップ


「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -