宮村があむあむ

『い・・・ずみっ』

「ん・・・?」

あむあむあむあむあむあむあむあむあむあむ・・・

『イタ、ッ』

「んー・・・」

あむあむあむあむあむあむあむあむあむあむ・・・

さっきからずっとこうだ。わけもわからず伊澄に噛まれている。きっと首や肩は伊澄の歯形でいっぱいなんだろうな・・・、やめてほしい、はっきりいって物凄く痛い。それだから、痛いと告げているのにも関わらず、生返事しか反って来ない。何かあった?と訪ねれば、別に、といつもより低めの声で呟かれた。

「ただ、」

ぽそっと伊澄が口にして、聞き返せば、石川くんとなまえが楽しそうにしてて妬いた。と先程より強く噛みついた。カリッと音がなって、たぶん血が滲んだかなとか考えつつも少し、顔がにやけていた。



きっとこれは、彼なりのマーキング





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