頭のてっぺんから爪の先まで
ナミの村での一悶着を終えて、いつも通り後部甲板で太陽を浴びながら寛いでいると、どこから拾って来たのか、細い木の枝で金髪野郎がおれの頭をつついてきた。
「おい」
舌打ちしながら思いっきり不機嫌丸出しで睨むと、慌てて柱の影に隠れる。
(何なんだ)
溜息を吐きながら再び目を閉じると、また頭をつつかれた。
「何なんだテメェ!!」
「直に触ったらマリモに感染するだろ!?」
目を真ん丸にして断言するクソエロコックにブチキレて立ち上がった。
勿論、巻きマユゲ野郎を触りまくってやる為に。
20060124
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