子狐ナルト

みなさんこんにちは!!僕は狐のナルトです!!僕は僕のご主人様の「カカシ」と二人で暮らしています。好きな食べ物は油揚げです!!


「ナルト〜・・・ごはんだよぉ」
今日もカカシが僕のご飯を作ってくれます。おててを揃えてちょこんって座ると、僕の前にはお水とご飯を置いてくれます。今日のご飯はお魚と油揚げが入っています。
僕はカカシの足元でご飯を食べるのが大好きです・・・ん?今日のご飯はなんかちがうぞぉ!?


あっ!!!!!これお薬だ!!まずいの!!カカシがこれ飲まないとカイカイになるよって言ってた薬だ!!やだ・・・僕は飲まないぞぉ!!
これいらない!!カカシのあんよに乗せちゃえ!!!!
「あっ!!コラ!!なんでお前はいつも俺の脚の甲に気に入らないもの乗せるんだ!!ニンジンとかブロッコリーとか・・・」
フフン!!だっていらないんだもん・・・はぁぁぁ安心安心。これでおいしくご飯がたべられるぞぉ・・・ハグハグハグ・・・
今日もおいしいなぁ・・・
「フフフ・・・おバカなナルト・・・この薬はフェイクさ!!こんな簡単に飲ませられるなんて思ってないよ。本当の薬はナルトの大好きな油揚げのなかに入れといたのさ!!!もう食べちゃったでしょ?」
カカシの得意げな顔がむかつくぅ・・・
でもなんの味もしなかった・・・いつもくすりはまずいのに・・・
「ナルトに気付かれないように蚤の薬を薄めて、何回かに分けてとれるようにしてもらったから、まずくないでしょ?かわいいナルトが苦くて苦しいなら大変だからね。さぁナルト、ゆっくりお食べ?」
僕は安心してご飯を食べます。カカシが用意してくれるご飯はおいしいし、ちょうどいい温かさで、僕はいつも満腹で眠くなるまで食べちゃいます。
今日もおなかがはち切れそうなくらい食べて、カカシに撫で撫でしてもらいながら寝るのです!!


僕は幸せな狐のナルトです!!!






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我が家の犬が、食事の中に嫌いなものが入っていると、母の足の甲に乗せます・・・

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