お散歩

今日も今日とて、休日なんです。
そんな日はナルトは一日、首輪だけ。
「カカシ先生・・・俺ってば買い物に行きたい・・・」
ナルトが可愛くおねがいするものだから、俺はナルトの服を用意する。


「さぁ、外に行くならこれ付けて?」
俺が取り出したのは、いつものバイブ。基本的には俺型のバイブが一番フィットするように教育してるから、すんなりはいるんだよねぇ・・・
今日は貞操帯の代わりに縄で亀甲縛りにして、ついでにペニスには細身のバイブ挿入して、反ってるペニスをおなかに縛り付けて完了。あとは下着なしでいつものジャージを着せる。


「ハァハァ・・・」
ナルト息遣いが色っぽすぎる。
「ナルト?ちゃんと呼吸整えて?この前教えたでしょ?」
先日、体術の修行の時に、バテてた3人に俺が教えた呼吸法。意識的に呼吸を楽にして、回復を早める方法。サスケもサクラも上手にやってたけど、ナルトには難しかったらしく、いまいち・・・
「・・・でも・・・せめてチンコに刺さってるこれとって?」
可愛い顔で哀願されちゃ叶えてあげようかなっておもっちゃうよね。。。
「じゃあ今日は取ってあげるけど、そのかわりに今日帰ってきたら、ナルトのお尻に水注射ね?」
困った顔のナルトをみないふりして、俺はさっさと靴をはき、ナルトにもはかせる。バイブの入った状態でしゃがむのって危険だからね。



家からでて、大通りを歩けば、ナルトを見て若い連中が振り返る。息が乱れ、頬が赤くそまり、あきらかに涙目で妖艶なナルト。性欲旺盛な若者の目には大層毒だろうね・・・家にかえったら、浮気とか強姦防止にわかりやすい所有印をいれておこう。乳首にピアス?背中にタトゥー?
「カカシ先生。ついたってば!!」
ナルトは入っていくのは忍具専門ショップ。磨き抜かれたクナイや忍刀の横にひっそりとある認証番号を彫れる指輪。忍をやっているカップルに大変人気で、お互いの認証番号を交換して持つのが流行りらしい・・・ナルトも欲しいのかな・・・
「カカシ先生これ買って!?」
俺と交換したいのかな・・・ん?ナルトが手にしてるのはそれの隣にある練習用のゴム製クナイ。
「俺、家でも練習したいってば!!」
・・・うわぁ。恥ずかしい勘違いナ俺。
でも勘違いさせたのはナルトだしね・・・

「すいません。これください。」
店主にさっさと会計を頼む。
「ナルト。先生もちょっと任務で使うモノとかみたいから、ちょっとあそこのアイス屋さんでアイス食べてて?」
小銭を渡してさっさと追い出し、俺はこの店の裏家業である「大人のおもちゃや」へ入れてもらう。
「この店で一番効く媚薬と、強力なバイブ。それから、最近のお勧めを見つくろってください」
俺は適当に選んだモノや、店主に勧められたモノを大量に買い込み、瞬身でいったん家に帰って荷物を置く。そして店に帰ってナルト用のゴム製クナイを包んでもらって、さっさと店をでる。
「ありがとうございました。今度はSサイズのボンデージスーツでも仕入れときますよ。Mの子用に、穴があいてるヤツ。」
ニヤニヤと小声で言われて、俺はこの店の常連確定だ・・・とか、ちょっと嬉し恥ずかしなことを考えつつ、ナルトの待つアイス屋に向かった・・・
そこで見たのはたくさんの男に囲まれて困り果てるナルト。
「カカシ先生!!!」
俺を見つけて叫ぶナルトと、蜘蛛の子を散らす勢いで消えていく男たち・・・
教訓。ナルトを一人にする時は影分身をつけよう。危険すぎる。



帰りはバイブのスイッチをマックスにして、泣きながら歩くナルトの姿を見ながら、人通りのない遠回りな道で帰ることにした・・・これから新しく仕入れたおもちゃで遊ぶことを考えながら・・・


[ 10/24 ]

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