「ねーなまえ」 「なに? しのっち」 「あんたが引いたお題ってなんだったの?」 「あーお題?『赤団の男子』だよ」 「へーそれであの真田君を?」 「うん。丁度良い所に居てくれてよかったよ」 「あ、それでね、しのっち」 「なに?」 「真田君ね、私が持ってた桃の飴の匂いがした」 「へー同じ飴持ってたんじゃないの?」 「わー同士が出来たー。真田君とこれから仲良くしよ」 「飴一つで?」 「うん。だって、あの飴持ってる人って少ないし」 「ま、なまえが良いなら仲良くしたら?」 「うん、そーする!」 (一応は、報われた幸村君) [戻る] ×
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